藤木日菜(ふじき・ひな)|経歴・W杯の成績・2026-27シーズンの予定

FREESTYLE SKIING

藤木日菜(ふじき・ひな) フリースタイルスキー・モーグル

藤木日菜は、大阪府阪南市出身のフリースタイルスキー女子モーグルの選手です。2026年ミラノ・コルティナ五輪に、兄の藤木豪心とそろって初出場し、女子デュアルモーグルで9位、女子モーグルで11位でした。W杯では2025-26シーズンの年間順位で日本の女子2番手に入っています。

プロフィール

項目 内容
生年月日 2001年4月17日
出身 大阪府阪南市
出身校 武庫川女子大学 健康・スポーツ科学部(卒業後は同じ大学の大学院 健康・スポーツ科学研究科へ)
所属 武庫川女子大学(2026年ミラノ・コルティナ五輪のとき)
種目 フリースタイルスキー 女子モーグル・女子デュアルモーグル
家族 兄の藤木豪心もモーグルの選手(2026年五輪の男子代表)
SAJの強化指定 2026/2027シーズン モーグルのAランク

これまでの歩み

藤木日菜は、大阪府阪南市出身の女子モーグルの選手です。父の影響で3歳からスキーを始めました。近くにスキー場のない大阪で育ち、中学生のころに、兄でモーグルの選手の藤木豪心の後を追うようにモーグルを始めました。

武庫川女子大学の健康・スポーツ科学部を卒業したあと、同じ大学の大学院に進みました。競技と研究を両立する「院生アスリート」です。修士論文では、ほかの選手の滑りが自分の滑りにどう影響するかを研究しています。本人は、自分は人の滑りに影響されやすいタイプだと話し、研究が弱点の克服に役立っていると語っています。

大学4年生だった2023-24シーズンに、W杯の一つ下のクラスにあたるアジアカップで優勝し、次のシーズンのW杯に出る権利をつかみました。

これまでの主な成績

シーズン・大会 主な成績
2023-24 アジアカップで優勝し、W杯の出場権を獲得
2024-25 W杯に初参戦。12月 バクリアニ(ジョージア)のモーグル9位、2025年3月11日 リビーニョ(イタリア)のモーグル6位
2025年世界選手権(スイス・エンガディン) 女子モーグル13位、女子デュアルモーグル13位
2025-26 12月 ルカ(フィンランド)のモーグル8位、2月28日 南砺市(富山県)のモーグル7位。モーグルとデュアルモーグルを合わせたW杯の年間順位12位
2026年ミラノ・コルティナ五輪 女子モーグル11位、女子デュアルモーグル9位

W杯での自己ベストは、2025年3月のリビーニョ大会の6位です。初めてW杯を戦った2024-25シーズンは、16戦のうち11戦で決勝に進みました。

2025-26シーズンのふり返り

W杯の2年目は、12月のフィンランド・ルカで始まりました。開幕戦は14位、次の日の2戦目で8位に入りました。年明けの1月はカナダのバル・サンコームでモーグル12位、デュアルモーグル16位、アメリカのウォータービルバレーで21位でした。

このシーズンの成績で、ミラノ・コルティナ五輪の女子モーグルの代表に選ばれました。兄の豪心も男子モーグルの代表に入り、兄と妹がそろって初めての五輪に出ることになりました。きょうだいが同時に五輪のモーグルに出るのは、世界的にもめずらしいことです。

ミラノ・コルティナ五輪

五輪のモーグルは、イタリア北部のリビーニョで行われました。女子モーグルは11位でした。この種目では、冨高日向子が4位、中尾春香が17位、柳本理乃が13位に入っています。

初めて五輪の種目になった女子デュアルモーグルでは、勝ち上がって9位に入りました。日本の女子では、冨高の7位に次ぐ順位でした。兄の豪心は、男子モーグルで23位、男子デュアルモーグルで18位でした。

リビーニョは、前のシーズンの2025年3月に、W杯の自己ベストの6位に入った会場です。思い出のある斜面で、初めての五輪を戦いました。

五輪のあと

2月28日と3月1日には、富山県南砺市でW杯が開かれました。藤木はモーグルで7位に入りました。デュアルモーグルは12位でした。

W杯の年間順位は、モーグルとデュアルモーグルを合わせて12位でした。日本の女子では、年間5位の冨高日向子に次ぐ2番手です。

モーグルとデュアルモーグルの見方

モーグルは、こぶが並んだ急な斜面を滑りおり、途中の2か所のジャンプ台でエアの技を見せる種目です。点数の割合は、ターンが60%、エアが20%、スピードが20%で、こぶの中でのターンがいちばん大きな割合をしめます。

デュアルモーグルは、2人が横に並んだ2本のコースを同時に滑る勝ち抜き戦です。ジャッジが2人の滑りを見比べて点数を分け、多くの点をもらった選手が次の回に進みます。となりの選手の動きが目に入るなかで、自分の滑りを保つ力が問われます。ほかの選手の滑りが自分にどう影響するかを研究している藤木にとって、研究のテーマと競技が直接つながる種目です。

2026-27シーズンの予定と見どころ

日本の女子モーグルを長く引っぱってきた冨高日向子が、2025-26シーズンかぎりで引退しました。全日本スキー連盟(SAJ)は、2026/2027シーズンの女子モーグルのSランクに柳本理乃を選び、Aランクに藤木日菜、梶原久紗子、田口友麻、中尾春香を選んでいます。前のシーズンにW杯の年間順位で日本の女子2番手だった藤木は、新しい世代の中心の一人です。

FISのカレンダーでは、今季のW杯のモーグルは次のとおりです。日付は開催地の日付です。

日程(現地) 開催地 種目
2026年12月12日 ルカ(フィンランド) モーグル
2027年1月15日〜16日 バル・サンコーム(カナダ) モーグル・デュアルモーグル
1月21日〜23日 ウォータービルバレー(アメリカ) モーグル・デュアルモーグル
1月28日〜30日 ディアバレー(アメリカ) モーグル・デュアルモーグル
2月26日〜28日 アルマトイ(カザフスタン) モーグル・デュアルモーグル
3月5日〜7日 シャーダグ(アゼルバイジャン) モーグル・デュアルモーグル
3月13日・15日 モンタフォン(オーストリア) 世界選手権 モーグル(13日)・デュアルモーグル(15日)

見どころは、W杯での初めての表彰台です。これまでの自己ベストは6位で、表彰台まであと少しのところまで来ています。2024-25シーズンにも出たカナダのバル・サンコーム、アメリカのウォータービルバレーやディアバレー、カザフスタンのアルマトイなど、経験のある会場が続きます。

3月の世界選手権では、モーグルが3月13日、デュアルモーグルが3月15日に行われます。前回の2025年大会はどちらも13位でした。代表に入れば2回目の世界選手権です。その順位を上回れるかが注目です。

よくある質問

藤木日菜の五輪の成績は?

2026年ミラノ・コルティナ五輪に初めて出場し、女子モーグルで11位、女子デュアルモーグルで9位でした。

兄もモーグルの選手ですか?

はい。兄の藤木豪心も男子モーグルの選手で、2026年の五輪にそろって出場しました。兄はテレビ局のサンテレビで働きながら競技を続けています。

W杯での自己ベストは?

2025年3月11日、イタリアのリビーニョで行われたW杯の女子モーグルで6位に入ったのが、自己ベストです。

名前の読み方は?

「ふじき・ひな」と読みます。兄の藤木豪心と同じ、大阪府阪南市の出身です。

大学院では何を研究していますか?

武庫川女子大学の大学院で、ほかの選手の滑りが自分の滑りにどう影響するかを研究しています。自分は人の滑りに影響されやすいタイプだと話し、研究を弱点の克服に生かしています。

ほかの日本の選手

相原史郎・藤澤五月・深田茉莉・古野慧・長谷川帝勝・平野歩夢・平野流佳・平山将大・堀川桃香・堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・川除大輝・木村葵来・小林陵侑・小須田潤太・工藤璃星・倉坪克拓・丸山希・三木つばき・宮嶋林湖・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・長森遥南・内藤智文・中村直幹・二階堂蓮・野明花菜・野々村太陽・荻原大翔・小栗大地・鬼塚雅・小野光希・小野寺佳歩・佐藤幸椰・勢藤優花・島川拓也・清水さら・新濱立也・鈴木猛史・高梨沙羅・冨田せな・戸塚優斗・谷地宙・山田和哉・山田梨央・山田琉聖・山本涼太・柳本理乃・吉田雪乃・吉永一貴・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ

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出典

競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-18。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。

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