ロコ・ソラーレは、北海道北見市常呂町を本拠地にする女子カーリングチームです。2018年の平昌五輪で銅、2022年の北京五輪で銀と、日本のカーリングで初めての五輪メダルを取りました。2026年春に吉田知那美が退団し、小穴桃里を加えた新しい顔ぶれで今季を戦います。
チームの紹介
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| チーム名 | ロコ・ソラーレ(LOCO SOLARE) |
| 本拠地 | 北海道北見市常呂町 |
| 結成 | 2010年(本橋麻里が地元の常呂町で立ち上げ) |
| 運営 | 一般社団法人ロコ・ソラーレ(2018年9月に法人化) |
| 練習場 | アドヴィックス常呂カーリングホール |
| ヘッドコーチ | J・D・リンド |
| 種目 | カーリング女子(4人制) |
ロコ・ソラーレは、北海道北見市の常呂町を本拠地にする女子カーリングチームです。常呂町は、日本のカーリングが早くから根づいた町として知られています。
チームは2010年、常呂町出身の本橋麻里が、地元の仲間と一緒に作りました。本橋は、それまでチーム青森の一員として五輪に出ていた選手です。地元に戻って、ゼロからチームを育てました。いまは選手を退き、代表理事としてチームを支えています。
2018年に一般社団法人になり、育成チームや男子チームも持つクラブになりました。日本のカーリングで初めて五輪のメダルを取ったチームで、2018年の平昌五輪で銅、2022年の北京五輪で銀を手にしました。
メンバー(2026-27シーズン)
2026年3月末に、12年間チームを支えた吉田知那美が退団しました。代わりに、ミックスダブルス(男女2人の種目)で実績のある小穴桃里が加わりました。2026年6月の日本選手権には、次の5人で出場しました。
| 選手 | 役割 | メモ |
|---|---|---|
| 藤澤五月 | スキップ | チームの司令塔。2015年に加入し、2度の五輪メダルを経験 |
| 小穴桃里 | サード | 2026年の新加入。3月の世界選手権ではフィフス(5人目の選手)として帯同 |
| 鈴木夕湖 | セカンド(これまでの役割) | 結成当初からのメンバー。2度の五輪メダルを経験 |
| 吉田夕梨花 | リード(これまでの役割) | 結成当初からのメンバー。2度の五輪メダルを経験 |
| 松澤弥子 | 5人目の選手として登録 | 2024-25シーズンに加入 |
サードは、スキップが投げるときにハウス(的)で指示を出す役です。新加入の小穴は、6月の日本選手権の初戦からこの役を務めました。
退団した吉田知那美は、新しく作られるプロリーグのクラブに移ると報じられています。また、2020-21シーズンから正式メンバーだった石崎琴美は、2024年5月にチームを離れています。
主な成績
五輪と世界選手権
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2016年 | 世界選手権(カナダ・スウィフトカレント) | 銀メダル |
| 2018年 | 平昌五輪 | 銅メダル |
| 2022年 | 北京五輪 | 銀メダル |
| 2023年 | 世界選手権(スウェーデン) | 5位 |
| 2026年 | 世界選手権(カナダ・カルガリー) | 4位 |
2016年の世界選手権の銀メダルは、日本のカーリングが男女を通じて世界選手権で取った初めてのメダルでした。
2018年の平昌五輪では、3位決定戦でイギリスに勝ち、日本のカーリングで初めての五輪メダルを取りました。2022年の北京五輪では決勝まで進み、イギリスに敗れて銀メダルでした。
アジア・パンコンチネンタルの大会
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2015年 | パシフィックアジア選手権 | 優勝 |
| 2016年 | パシフィックアジア選手権 | 3位 |
| 2017年 | 札幌冬季アジア大会 | 銅メダル |
| 2017年 | パシフィックアジア選手権 | 準優勝 |
| 2018年 | パシフィックアジア選手権 | 準優勝 |
| 2022年 | パンコンチネンタル選手権 | 優勝 |
| 2023年 | パンコンチネンタル選手権 | 準優勝 |
| 2025年 | パンコンチネンタル選手権 | 5位 |
パンコンチネンタル選手権は、アジアと南北アメリカなどの国が集まる大会です。世界選手権に出る国を決める役目もありましたが、2025年の大会で終わりました。
日本選手権
| 回(シーズン) | 成績 |
|---|---|
| 第33回(2015-16) | 優勝 |
| 第37回(2019-20) | 優勝 |
| 第39回(2021-22) | 優勝 |
| 第40回(2022-23) | 優勝 |
| 第42回(2024-25) | 3位 |
| 第43回(2025-26) | 1次リーグで敗退 |
日本選手権の優勝は4回です。このほか、2011-12、2014-15、2016-17、2018-19、2020-21の各シーズンに準優勝しています。
2026年の成績
2025年9月、ミラノ・コルティナ五輪の日本代表を決める戦いで、ロコ・ソラーレはフォルティウスに敗れました。3大会続けての五輪出場はかないませんでした。
それでも、2026年2月に世界選手権の日本代表に選ばれ、3年ぶりに世界の舞台に立ちました。3月にカナダのカルガリーで開かれた世界女子選手権では、1次リーグを9勝3敗の3位で通過しました。この中で、優勝したスイスや3位のスウェーデンにも勝っています。最終順位は4位でした。
大会のあと、3月31日に吉田知那美の退団が発表されました。新チームで臨んだ6月の日本選手権(横浜BUNTAI)では、初戦でSC軽井沢クラブに0-8で敗れるなど、1次リーグの4試合で1勝しかできませんでした。予選での敗退は、ロコ・ソラーレにとって異例の結果でした。藤澤は試合後、敗因を「実力不足」と話しています。
男子チームについて
ロコ・ソラーレは2023年3月に男子チームの結成を発表しました。日本選手権には「LOCOSOLARE」の名前で出ています。2026年6月の日本選手権では決勝に進み、SC軽井沢クラブに5-6で敗れて準優勝でした。25歳以下のグランドスラムの大会でも優勝しています。
2026-27シーズンの予定
| 日程 | 大会 | 場所 |
|---|---|---|
| 2027年1月31日〜2月7日 | 日本選手権 | 横浜BUNTAI(横浜市) |
| 2027年3月13日〜21日 | 世界女子選手権 | 未発表 |
今季の大きな目標は、2027年1月31日から横浜BUNTAIで開かれる日本選手権です。6月の大会からわずか8か月後の大会で、新しい顔ぶれでどこまで立て直せるかが注目されます。
今季は、2030年のフランス・アルプス五輪に向けた4年間の最初のシーズンでもあります。国内には、フォルティウス、SC軽井沢クラブ、北海道銀行など、力の近いチームがそろっています。3月の世界女子選手権に出る日本代表は、日本カーリング協会が決めて発表します。
秋から冬にかけては、カナダなどで開かれる海外のツアー大会にも出ます。世界のトップチームと試合を重ねて、冬の大一番に備えます。
よくある質問
ロコ・ソラーレはいつ、どこで作られたチームですか?
2010年に、北海道北見市常呂町で作られました。作ったのは、常呂町出身の本橋麻里です。
五輪のメダルはいくつ取っていますか?
2個です。2018年平昌五輪の銅メダルと、2022年北京五輪の銀メダルです。どちらも日本のカーリングにとって初めての快挙でした。
吉田知那美はいまもチームにいますか?
いいえ。2026年3月末で退団しました。代わりに小穴桃里が加わり、新しい顔ぶれで2026-27シーズンを戦います。
2026年の日本選手権の成績は?
1次リーグの4試合で1勝にとどまり、予選で敗退しました。優勝はSC軽井沢クラブでした。
ほかの日本の選手
相原史郎・堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・小林陵侑・丸山希・三木つばき・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・中村直幹・二階堂蓮・小栗大地・新濱立也・高梨沙羅・戸塚優斗・山本涼太・吉田雪乃・フォルティウス・SC軽井沢クラブ
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出典
- ロコ・ソラーレ(ウィキペディア)
- 吉田知那美がロコ・ソラーレ退団 加入12年(デイリースポーツ 2026年3月31日)
- ロコ・ソラーレ、6月日本選手権は小穴桃里、松沢弥子を招集し出場(デイリースポーツ 2026年4月2日)
- “新生”ロコ・ソラーレが初黒星 0-8完封負け(デイリースポーツ 2026年6月8日)
- ロコ・ソラーレが3年ぶり世界選手権代表に決定(デイリースポーツ)
- ロコ・ソラーレの女子世界選手権2026(Sportiva)
- 吉田知那美インタビュー(Sportiva 2026年6月10日)
- 日本カーリング選手権 横浜2026 結果(JA全農・共同通信PRワイヤー)
- 日本カーリング選手権大会横浜2027の開催決定(横浜市記者発表)
競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。