野々村太陽は、北海道別海町出身のスピードスケート選手で、博慈会に所属しています。男子の1000mと1500mを得意とする中距離の選手です。2025年12月の全日本選手権で男子1500mを制してミラノ・コルティナ五輪の代表に入り、男子1000mでは日本勢トップの13位に入りました。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 野々村太陽(ののむら・たいよう) |
| 生年月日 | 2001年7月1日 |
| 出身 | 北海道別海町(別海ライジングスピードスケート少年団の出身) |
| 出身校 | 白樺学園高校(北海道) |
| 所属 | 博慈会 |
| 種目 | スピードスケート 男子1000m・1500m(中距離) |
| 五輪 | 2026年ミラノ・コルティナ大会に初出場 |
野々村太陽は、北海道の東の端にある別海町で育ったスピードスケートの選手です。小学生と中学生のころは、地元の別海ライジングスピードスケート少年団で滑りました。高校はスピードスケートの強豪として知られる白樺学園高校に進み、今は博慈会に所属しています。
得意とするのは男子の1000mと1500mです。1000mは1周400mのリンクを2周半、1500mは3周と4分の3を滑る種目で、短距離のようなスピードと、長距離のようなスタミナの両方が求められます。野々村は国際大会の両方の距離でメダルを取ってきました。
これまでの主な成績
最初に大きな国際大会で結果を出したのは、2023年1月に米国のレークプラシッドで開かれたユニバーシアード冬季大会です。男子1500mを1分49秒93で制して金メダル、男子1000mでは1分12秒50で銀メダルを取りました。
2024年に米国のソルトレークシティーで開かれた四大陸選手権では、男子1000mで1分6秒68を出して銀メダルを取りました。このタイムは当時の日本記録でした。2025年に青森県八戸市で開かれた四大陸選手権では、男子1500mで銅メダルを取っています。
| 時期 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2023年1月 | ユニバーシアード冬季大会(レークプラシッド) | 男子1500m 金(1分49秒93)、男子1000m 銀(1分12秒50) |
| 2024年 | 四大陸選手権(ソルトレークシティー) | 男子1000m 銀(1分6秒68。当時の日本記録) |
| 2025年 | 四大陸選手権(八戸) | 男子1500m 銅 |
| 2025年12月 | 全日本選手権(五輪代表選考会) | 男子1500m 優勝(1分45秒26) |
| 2026年2月 | ミラノ・コルティナ五輪 | 男子1000m 13位(1分8秒87)、男子1500m 18位(1分46秒18) |
2025-26シーズンのふり返り
2025-26シーズンの大きな目標は、ミラノ・コルティナ五輪の代表入りでした。12月の全日本選手権は五輪の代表選考会を兼ねて開かれ、野々村は男子1500mを1分45秒26で制しました。この優勝で、五輪代表に選ばれました。
代表に決まったあとには、子どものころに所属した別海ライジングスピードスケート少年団の子どもたちから、五輪出場を祝福されたと地元で報じられています。別海町から五輪の舞台に立つ選手として、地元の期待を背負って大会に向かいました。
2026年ミラノ・コルティナ五輪
2月11日の男子1000mでは、1分8秒87で13位に入りました。日本勢の男子の中ではトップの順位です。同じレースで山田和哉は20位、北京五輪の銅メダリストの森重航は24位でした。この種目は、米国のジョーダン・ストルツが1分6秒28の五輪新記録で優勝しています。
2月19日(日本時間20日未明)の男子1500mは、1分46秒18で18位でした。日本勢では山田和哉の12位に次ぐ順位です。レースのあと、野々村は「攻めきるレースをできなかった」と悔しさを口にし、4年後の五輪に向けて成長を誓いました。
初めての五輪で、世界のトップとの差を肌で感じた大会になりました。1000mでは日本勢の男子トップに入っており、次の4年でその差をどこまで縮められるかが問われます。
2026-27シーズンの予定と見どころ
2026-27シーズンは、2030年のフランス・アルプス五輪に向けた4年間の最初のシーズンです。W杯前半の日本代表は、10月の全日本距離別選手権の結果などをもとに決まります。今季のおもな日程は次のとおりです。
| 日程(現地) | 大会 | 場所 |
|---|---|---|
| 10月23〜25日 | 全日本距離別選手権(W杯前半の代表選考) | 長野市・エムウェーブ |
| 11月13〜15日 | W杯 第1戦 | 北京(中国) |
| 11月20〜22日 | W杯 第2戦 | 帯広(北海道)・明治北海道十勝オーバル |
| 12月4〜6日 | W杯 第3戦 | ヘーレンフェーン(オランダ) |
| 12月11〜13日 | W杯 第4戦 | スタバンゲル(ノルウェー) |
| 12月28〜30日 | 全日本選手権 | 八戸(青森県) |
| 2027年1月29〜31日 | W杯 第5戦 | ソルトレークシティー(米国) |
| 2月5〜7日 | W杯 第6戦 | カルガリー(カナダ) |
| 2月25〜28日 | 世界距離別選手権 | 北京(中国) |
見どころは、男子1000mと男子1500mでW杯の上位に食い込めるかどうかです。11月の第2戦は北海道の帯広で開かれます。北海道で育った野々村にとって、地元に近いリンクでの国際大会になり、多くの声援を受けて滑ることになります。年明けの第5戦の会場ソルトレークシティーは、四大陸選手権で1000mの好記録を出した相性のよいリンクです。
男子1000mと1500mの見方
1000mと1500mは、どちらも2人1組で同時にスタートし、1周ごとにインコースとアウトコースを入れかえながら滑る種目です。順位は一緒に滑った相手との勝ち負けではなく、全員のタイムで決まります。
1000mは最初の200mの加速と、最後の1周でスピードを保つ力が勝負を分けます。1500mは最初の300mで加速したあと、残りの3周をどれだけ落とさずに滑れるかが問われます。野々村のように両方の距離で戦える選手は、W杯でも出場の機会が多くなります。
日本の男子中距離の顔ぶれ
日本の男子中距離では、男子1500mの日本記録1分42秒25を持つ山田和哉(ウェルネット)が、野々村と同じ2001年生まれの選手として競い合っています。ミラノ・コルティナ五輪では、男子1500mに山田、野々村、蟻戸一永(ウェルネット)の3人が出場しました。
同じ世代の選手どうしが国内の大会で競い合うことで、全体の力が上がっていくことが期待されます。今季は、W杯前半の代表を決める10月の全日本距離別選手権と、12月の全日本選手権で、まず国内の争いを勝ち抜くことが目標になります。
特徴
- 2つの距離での実績:ユニバーシアードの男子1500mで金、四大陸選手権の男子1000mで銀と、2つの距離で国際大会のメダルを取っています。
- 大舞台での安定感:初めての五輪の男子1000mで、日本勢の男子トップの13位に入りました。
- 北海道の少年団で育った選手:別海町の少年団から五輪へ進みました。
よくある質問
野々村太陽の五輪の成績は?
2026年ミラノ・コルティナ五輪で、男子1000mは13位(日本勢の男子トップ)、男子1500mは18位でした。
出身はどこですか?
北海道別海町です。地元の別海ライジングスピードスケート少年団で滑り、白樺学園高校に進みました。
どんな記録を持っていますか?
2024年の四大陸選手権の男子1000mで、当時の日本記録だった1分6秒68を出して銀メダルを取りました。2025年12月の全日本選手権では、男子1500mを1分45秒26で制しています。
ほかの日本の選手
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出典
- Taiyo Nonomura(ウィキペディア英語版)
- デイリースポーツ 野々村13位、山田は20位 スピードスケート男子1000(2026年2月12日)
- 北海道新聞 野々村太陽18位「攻めきるレースできなかった」 男子1500
- 北海道新聞 ミラノ五輪 山田が日本勢トップの12位 野々村18位 男子1500メートル
- 北海道新聞 山田和哉12位 大きかった世界との差 男子1500
- 2025–26 ISU Speed Skating World Cup(ウィキペディア英語版)
- 北海道新聞 スピードスケートの記事一覧
- ISU 2026/27シーズンの日程発表(Save The Dates: ISU unveils 2026/27 Season Calendar)
- 2026/27 公式競技会一覧(日本スケート連盟・2026年10月7日現在)
競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-18。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。