小須田潤太(こすだ・じゅんた)|経歴・パラリンピックの成績・2026-27シーズン

PARA SNOWBOARD

小須田潤太(こすだ・じゅんた) パラスノーボード・男子SB-LL1

小須田潤太は、埼玉県所沢市出身のパラスノーボードの選手で、オープンハウスに所属しています。21歳のときの事故で右脚の太ももから下を失い、義足で陸上とスノーボードの両方に挑んできました。2025年の世界選手権で金メダルを取り、2026年のミラノ・コルティナ・パラリンピックでは男子スノーボードクロスSB-LL1で4位に入り、閉会式で日本選手団の旗手をつとめました。

プロフィール

項目 内容
名前 小須田潤太(こすだ・じゅんた)
生年月日 1990年10月5日
出身 埼玉県所沢市(千葉県野田市在住)
出身校 埼玉県立所沢中央高校
所属 オープンハウス
クラス スノーボードはSB-LL1、陸上はT63
障がい 2012年、21歳のときの事故で右脚の太ももから下を切断
パラリンピック 夏は2021年東京(陸上)、冬は2022年北京・2026年ミラノ・コルティナに出場

小須田潤太は、2012年3月、21歳のときの事故で右脚を太ももから失いました。2015年8月、24歳のときに軽い気持ちで参加したランニングクリニックで義足で走ることに出会い、数か月後には大会に出るようになりました。

陸上では男子100mと走り幅跳び(T63)に取り組み、スノーボードではスノーボードクロスとバンクドスラロームに出場しています。スノーボードのSB-LL1は、ひざより上で脚を失った選手など、脚の障がいが重い選手のクラスです。夏と冬の両方でパラリンピックの舞台に立った選手です。

これまでの主な成績

夏の舞台では、2021年に開かれた東京パラリンピックに陸上で出場しました。男子走り幅跳びT63で5m95を跳んで7位に入り、男子100mT63にも出場しました。

冬の舞台は、2022年の北京パラリンピックが最初です。男子スノーボードクロスSB-LL1で7位、男子バンクドスラロームSB-LL1で10位に入りました。そこから力を伸ばし、W杯では2023年にカナダのビッグホワイト大会のバンクドスラロームで2位、2024年にフィンランドのピュハ大会でスノーボードクロスとバンクドスラロームの3位に入りました。

そして2025年の世界選手権で、男子バンクドスラロームSB-LL1の金メダルを取り、世界の頂点に立ちました。2025年度には、国のスポーツ功労者顕彰も受けています。

大会 主な成績
2021年 東京パラリンピック(夏・陸上) 男子走り幅跳びT63 7位(5m95)、男子100mT63 予選
2022年 北京パラリンピック 男子スノーボードクロスSB-LL1 7位、男子バンクドスラロームSB-LL1 10位
2023年 W杯 ビッグホワイト(カナダ) 男子バンクドスラローム 2位
2024年 W杯 ピュハ(フィンランド) 男子スノーボードクロス 3位、男子バンクドスラローム 3位
2025年 世界選手権 男子バンクドスラロームSB-LL1 金
2026年 ミラノ・コルティナ・パラリンピック 男子スノーボードクロスSB-LL1 4位、男子バンクドスラロームSB-LL1 5位

2025-26シーズンのふり返り

2025-26シーズンは、世界王者としてパラリンピックを迎えるシーズンになりました。同じSB-LL1クラスには、日本の小栗大地もいます。2人は大会前から、そろって決勝に進むことを目標にしていました。

2026年ミラノ・コルティナ・パラリンピック

最初の種目は男子スノーボードクロスSB-LL1でした。3月7日のシーディングランでは、1回目が53秒36で2位、2回目が53秒53で3位で、全体3位で勝ち上がりました。3月8日の準々決勝と準決勝は、どちらも組の1位で通過しました。

4人で争った決勝では、3番目にゴールしました。しかしレース中にほかの選手の走路を妨げたと判定され、決勝の最下位にあたる4位となりました。レースのあと、小須田は自分のミスであり、無理に攻めた結果なので受け止めるしかないという趣旨の話をしています。

3月13日の男子バンクドスラロームSB-LL1は、前年の世界選手権で金メダルを取った得意の種目でした。1本目は1分00秒97、2本目は1分00秒48で、5位に入りました。この種目では小栗大地が銀メダルを取り、日本の冬季パラリンピック通算100個目のメダルになりました。

3月15日の閉会式では、日本選手団の旗手をつとめました。日本はこの大会で銀3個、銅1個の合わせて4個のメダルを取りました。

2026-27シーズンの予定と見どころ

2026-27シーズンは、2030年のフランス・アルプス・パラリンピックに向けた4年間の最初のシーズンです。FISのパラスノーボードW杯は、11月にオランダとドイツの屋内ゲレンデで始まり、スイスのレンク、オーストリアのキュータイを回ります。今季からイタリアのバルドネッキアも加わり、そのあと北米へ移ります。

時期 大会 場所
2026年11月26・27日 W杯 開幕戦(バンクドスラローム) ランドグラーフ(オランダ)の屋内ゲレンデ
開幕戦に続いて W杯 ノイス(ドイツ)の屋内ゲレンデ
2027年の年明けから W杯 レンク(スイス)、キュータイ(オーストリア)、バルドネッキア(イタリア)
2027年3月 W杯 米国、カナダ

見どころは、パラリンピックで逃したメダルの悔しさを、W杯でどう晴らすかです。スノーボードクロスでは決勝まで勝ち上がる力を見せ、バンクドスラロームでは世界選手権の王者です。同じクラスの小栗大地と、日本の2人が世界の上位で競い合う姿にも注目です。日本代表の顔ぶれは、競技団体が決めて発表します。

スノーボードクロスとバンクドスラローム

スノーボードクロスは、こぶやジャンプ台、急なカーブが続くコースを、数人の選手が同時に滑って順位を争う種目です。予選のタイムで組み分けを決め、準々決勝、準決勝、決勝と勝ち上がり方式で進みます。体がぶつかり合うこともあり、ほかの選手の走路を妨げると反則になります。

バンクドスラロームは、壁のように傾いたカーブ(バンク)が続くコースを1人ずつ滑り、タイムを競う種目です。複数回滑って、いちばん速いタイムで順位を決めます。バンクを上手に使ってスピードを落とさずに曲がる技術が、タイムを大きく左右します。小須田は、この2つの種目の両方で世界の上位に入っています。

特徴

  • 夏と冬の二刀流:陸上で東京パラリンピック、スノーボードで北京とミラノ・コルティナのパラリンピックに出場しました。
  • 2つの種目で世界の上位:バンクドスラロームで世界選手権の金メダル、スノーボードクロスでパラリンピックの決勝に進みました。
  • 攻める滑り:ミラノ・コルティナ大会のスノーボードクロスでは、準々決勝と準決勝をどちらも1位で通過しました。

よくある質問

小須田潤太のミラノ・コルティナ大会の成績は?

男子スノーボードクロスSB-LL1で4位、男子バンクドスラロームSB-LL1で5位でした。閉会式では日本選手団の旗手をつとめました。

夏のパラリンピックにも出たのですか?

はい。2021年の東京パラリンピックに陸上で出場し、男子走り幅跳びT63で7位に入りました。

陸上ではどんな成績を残しましたか?

義足の男子100mと走り幅跳び(T63)に取り組み、2021年の東京パラリンピックでは男子走り幅跳びT63で5m95を跳んで7位に入りました。国内の大会でも、2019年のジャパンパラ陸上で100mと走り幅跳びの2位に入っています。

「SB-LL1」とはどんなクラスですか?

脚の障がいが重い選手のクラスです。ひざより上で脚を失った選手などが入ります。小須田は右脚を太ももから失っており、このクラスで戦っています。

ほかの日本の選手

相原史郎・藤木日菜・藤澤五月・深田茉莉・古野慧・長谷川帝勝・平野歩夢・平野流佳・平山将大・堀川桃香・堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・川除大輝・木村葵来・小林陵侑・工藤璃星・倉坪克拓・丸山希・三木つばき・宮嶋林湖・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・長森遥南・内藤智文・中村直幹・二階堂蓮・野明花菜・野々村太陽・荻原大翔・小栗大地・鬼塚雅・小野光希・小野寺佳歩・佐藤幸椰・勢藤優花・島川拓也・清水さら・新濱立也・鈴木猛史・高梨沙羅・冨田せな・戸塚優斗・谷地宙・山田和哉・山田梨央・山田琉聖・山本涼太・柳本理乃・吉田雪乃・吉永一貴・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ

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出典

競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-18。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。

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