山田和哉は、北海道出身のスピードスケート選手で、ウェルネットに所属しています。男子の1000mと1500mを得意とする中距離の選手で、2025年11月のW杯第1戦(米国・ソルトレークシティー)で男子1500mの日本記録を1分42秒25に塗りかえました。2026年のミラノ・コルティナ五輪には初めて出場し、男子1500mで日本勢トップの12位に入りました。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 山田和哉(やまだ・かずや) |
| 生年月日 | 2001年9月27日 |
| 出身 | 北海道 |
| 所属 | ウェルネット(本社・札幌市) |
| 種目 | スピードスケート 男子1000m・1500m(中距離) |
| 主な記録 | 男子1500m 日本記録 1分42秒25(2025年11月、W杯第1戦ソルトレークシティー) |
| 家族 | 兄の山田将矢(男子1000mの元日本記録保持者。2025年12月に現役引退を表明) |
| 五輪 | 2026年ミラノ・コルティナ大会に初出場 |
山田和哉は、男子の1000mと1500mを主戦場にするスピードスケートの選手です。1000mはスタートからの加速とスピードの持続、1500mは最後の1周までスピードを落とさない粘りが求められる種目で、両方を滑れるのが山田の持ち味です。
兄の将矢も同じウェルネットに所属するスピードスケートの選手で、男子1000mの元日本記録保持者です。兄弟は約20年にわたって氷の上で切磋琢磨してきたと、北海道新聞は伝えています。
これまでの主な成績
大きな国際大会で最初に結果を出したのは、2023年1月に米国のレークプラシッドで開かれたユニバーシアード冬季大会(ワールドユニバーシティゲームズ)です。男子1000mと団体追い抜きで金メダル、男子500mと1500mで銀メダルを取りました。
2025年2月に中国・ハルビンで開かれたアジア冬季大会では、男子1500mで銀メダル、チームスプリントで銅メダルを取りました。日本の男子中距離の中で、少しずつ存在感を増していきました。
| 時期 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2023年 | ユニバーシアード冬季大会(レークプラシッド) | 男子1000m 金、団体追い抜き 金、男子500m 銀、男子1500m 銀 |
| 2025年2月 | アジア冬季大会(ハルビン) | 男子1500m 銀、チームスプリント 銅 |
| 2025年10月 | 全日本距離別選手権(長野市・エムウェーブ) | 男子1500m 2位 |
| 2025年11月 | W杯第1戦(ソルトレークシティー) | 男子1500m 6位(1分42秒25の日本新記録) |
| 2025年12月 | W杯第3戦(ヘーレンフェーン) | 男子1500m 15位 |
| 2025年12月 | 全日本選手権(五輪代表選考会・長野市) | 男子1000m 優勝(大会新記録) |
| 2026年2月 | ミラノ・コルティナ五輪 | 男子1500m 12位(1分45秒53)、男子1000m 20位(1分9秒38) |
2025-26シーズンのふり返り
2025-26シーズンは、山田にとって飛躍の1年になりました。今季から日本スケート連盟のナショナルチームに加わり、10月の全日本距離別選手権では男子1500mで2位に入りました。この大会では、兄の将矢が男子1000mで優勝し、男子1500mでも3位に入っています。兄弟そろってW杯前半の日本代表に選ばれました。
11月14〜16日のW杯第1戦は、標高が高く記録が出やすいことで知られる米国のソルトレークシティーで開かれました。山田はここで男子1500mを1分42秒25で滑り、日本記録を更新して6位に入りました。世界のトップがそろうW杯で上位に食い込み、五輪に向けて大きな手ごたえをつかみました。
12月の全日本選手権は、ミラノ・コルティナ五輪の代表選考会を兼ねて長野市で開かれました。山田は男子1000mを大会新記録で制し、初めての五輪代表をつかみました。一方で、兄の将矢は代表を逃し、同じ日に現役引退を表明しました。山田は「兄の分まで、五輪の舞台で精いっぱい滑りたい」と話しています。
2026年ミラノ・コルティナ五輪
初めての五輪では、男子1000mと男子1500mに出場しました。2月11日の男子1000mは1分9秒38で20位でした。この種目は米国のジョーダン・ストルツが五輪新記録で優勝しています。
本命の男子1500mは2月19日(日本時間20日未明)に行われました。山田は1分45秒53で12位に入り、日本勢の男子ではトップでした。同じレースでは野々村太陽が18位、ウェルネットの同僚の蟻戸一永が26位でした。レースのあと、山田は「世界との差は大きかった」と話しています。この大会で、山田は男子1500mの日本記録保持者として紹介されていました。
メダルには届きませんでしたが、日本記録を持つ選手として初めての五輪を経験したことは、次の4年に向けた大きな財産になりました。
2026-27シーズンの予定と見どころ
2026-27シーズンは、2030年のフランス・アルプス五輪に向けた4年間の最初のシーズンです。W杯前半の日本代表は、10月の全日本距離別選手権の結果などをもとに決まります。今季のおもな日程は次のとおりです。
| 日程(現地) | 大会 | 場所 |
|---|---|---|
| 10月23〜25日 | 全日本距離別選手権(W杯前半の代表選考) | 長野市・エムウェーブ |
| 11月13〜15日 | W杯 第1戦 | 北京(中国) |
| 11月20〜22日 | W杯 第2戦 | 帯広(北海道)・明治北海道十勝オーバル |
| 12月4〜6日 | W杯 第3戦 | ヘーレンフェーン(オランダ) |
| 12月11〜13日 | W杯 第4戦 | スタバンゲル(ノルウェー) |
| 12月28〜30日 | 全日本選手権 | 八戸(青森県) |
| 2027年1月29〜31日 | W杯 第5戦 | ソルトレークシティー(米国) |
| 2月5〜7日 | W杯 第6戦 | カルガリー(カナダ) |
| 2月25〜28日 | 世界距離別選手権 | 北京(中国) |
見どころは、男子1500mでW杯の表彰台に近づけるかどうかです。前のシーズンに日本記録を出したソルトレークシティーは、今季は年明けの第5戦の会場になっています。11月の第2戦は北海道の帯広で開かれ、地元のファンの前で男子の中距離のレースを見られます。男子1000mでも全日本選手権を制した実績があり、2つの距離でどこまで世界の上位に迫れるかが注目されます。
男子1500mという種目
スピードスケートの1500mは、1周400mのリンクを3周と4分の3滑る種目です。2人1組で同時にスタートし、1周ごとにインコースとアウトコースを入れかえながら滑ります。順位は一緒に滑った相手との勝ち負けではなく、全員のタイムで決まります。
最初の300mで一気に加速し、その後の3周をどれだけスピードを落とさずに滑りきれるかが勝負です。短距離のスピードと長距離の粘りの両方が必要で、男子では1分40秒台前半の争いになります。山田の日本記録1分42秒25は、世界のトップがそろうW杯で6位に入ったタイムです。
特徴
- 1000mと1500mの両方で戦える:全日本選手権の男子1000mで優勝し、男子1500mでは日本記録を持っています。
- 記録が出る高地のリンクでの強さ:ソルトレークシティーで1分42秒25を出しました。
- 兄と歩んできた競技人生:兄の将矢と同じチームで約20年、氷の上で競い合ってきました。
よくある質問
山田和哉の男子1500mの日本記録は?
1分42秒25です。2025年11月のW杯第1戦(米国・ソルトレークシティー)で出しました。このレースは6位でした。
五輪の成績は?
初出場の2026年ミラノ・コルティナ五輪で、男子1500mは12位(日本勢の男子トップ)、男子1000mは20位でした。
兄も選手ですか?
兄の山田将矢も同じウェルネットのスピードスケート選手で、男子1000mの元日本記録保持者です。2025年12月の五輪代表選考会のあとに現役引退を表明しました。
ほかの日本の選手
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出典
- Kazuya Yamada(ウィキペディア英語版)
- 熊本日日新聞(共同) スケート男子1500メートルで山田和が日本新(2025年11月16日)
- ウェルネット 山田将矢・和哉選手が全日本距離別選手権でメダル獲得(2025年10月30日)
- 北海道新聞 W杯第3戦ヘーレンフェイン大会 男子1500で山田和哉15位
- 北海道新聞 山田和哉、初の五輪代表に 「兄の分も」
- 北海道新聞 山田和哉「1500メートルこそは」 実力急上昇
- 北海道新聞 ミラノ五輪 山田が日本勢トップの12位 男子1500メートル
- 北海道新聞 山田和哉12位 大きかった世界との差
- デイリースポーツ 野々村13位、山田は20位 スピードスケート男子1000(2026年2月12日)
- ISU 2026/27シーズンの日程発表(Save The Dates: ISU unveils 2026/27 Season Calendar)
- 2026/27 公式競技会一覧(日本スケート連盟・2026年10月7日現在)
競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-18。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。