柳本理乃(やなぎもと・りの)|経歴・成績・2026-27シーズンの予定

柳本理乃(やなぎもと・りの)|経歴・成績・2026-27シーズンの予定
FREESTYLE SKIING

柳本理乃(やなぎもと・りの) フリースタイルスキー・モーグル

柳本理乃は、愛知県津島市出身のモーグルの選手です。2023年の世界選手権で4位に入り、2026年のミラノ・コルティナ五輪ではモーグルで13位でした。今季は日本の女子モーグルでただ1人のSランクに選ばれています。

プロフィール

項目 内容
名前 柳本理乃(やなぎもと・りの)
生年月日 2000年12月13日
出身 愛知県津島市
所属 愛知ダイハツ株式会社スキー部
学校 清林館高校、愛知工業大学
種目 フリースタイルスキー・モーグル、デュアルモーグル
主な実績 2026年ミラノ・コルティナ五輪 モーグル13位、2023年世界選手権 モーグル4位、W杯2位(モーグル・デュアルモーグル)、2024-25 W杯デュアルモーグル種目別3位

柳本理乃は、愛知県出身のモーグルの選手です。2023年の世界選手権で4位に入り、W杯でも表彰台に上がってきました。2026年のミラノ・コルティナ五輪に初めて出て、モーグルで13位でした。全日本スキー連盟(SAJ)は、2026/2027シーズンの女子モーグルで、ただ1人のSランクに柳本を選んでいます。

これまでの歩み

雪のない町からモーグルへ

愛知県津島市の出身です。両親がモーグルを楽しんでいたことから、小学生のころにモーグルを始めました。小学5年生で、東京で行われた大会に初めて出ています。津島市立藤浪中学校から清林館高校に進み、高校2年生のときには新潟県妙高市で行われた国体のモーグルで優勝しました。初めての全国大会での優勝です。

大学生で世界選手権4位

高校3年生の2018-19シーズン、秋田県の田沢湖で行われたW杯に初めて出て、23位でした。愛知工業大学に進み、2023年2月の世界選手権(ジョージア・バクリアニ)の代表に選ばれます。モーグルで79.67点を出して4位、デュアルモーグルで7位に入りました。2023年4月に大学を卒業し、愛知ダイハツで競技を続けています。

W杯で表彰台、病気と向き合う

2023年12月、スウェーデンのイドレで行われたW杯で、モーグルとデュアルモーグルの両方で2位に入りました。2024年4月には、脳脊髄液減少症という病気であることを公表しています。その後も競技を続け、2024-25シーズンはW杯のデュアルモーグルの種目別で3位になりました。2025年3月の世界選手権(スイス・エンガディン)は、モーグル11位、デュアルモーグル8位でした。

けがを乗りこえて五輪へ

五輪のシーズンを前にした2025年12月1日、開幕戦の1週間前の練習で転び、右の鎖骨を折りました。それでも回復して、2026年1月にミラノ・コルティナ五輪の代表に選ばれています。

2026年ミラノ・コルティナ五輪

女子モーグルはイタリアのリビーニョで行われました。2月10日の予選1回目は68.49点で16位となり、予選2回目にまわります。2月11日の予選2回目では73.35点を出して4位に入り、決勝に進みました。同じ日の決勝1回目は72.49点で13位となり、上位8人の決勝2回目には進めませんでした。日本勢では、冨高日向子が4位に入っています。

日 ラウンド 得点 順位
2月10日 予選1回目 68.49点 16位
2月11日 予選2回目 73.35点 4位(決勝へ)
2月11日 決勝1回目 72.49点 13位

2月14日の新しい種目のデュアルモーグルは、1回戦で敗れました。愛知県の発表では、デュアルモーグルは17位です。報道によると、柳本は五輪の公式練習で転び、帰国後の検査で腰の骨(腰椎の横突起)が折れていたことがわかりました。このため、2月28日に富山県南砺市で予定されていたW杯は欠場しています。

主な成績

年 大会 結果
2018-19 W杯田沢湖(初出場) 23位
2023年 世界選手権(バクリアニ) モーグル4位、デュアルモーグル7位
2023年12月 W杯イドレ モーグル2位、デュアルモーグル2位
2024-25 W杯 デュアルモーグル種目別3位
2025年 世界選手権(エンガディン) モーグル11位、デュアルモーグル8位
2026年 ミラノ・コルティナ五輪 モーグル13位、デュアルモーグル1回戦敗退

滑りの特徴

モーグルは、こぶの並んだ急な斜面を滑りおり、ターンのうまさ、2つのジャンプ台でのエア、スピードの点数を合わせて競います。柳本は、2人が並んで滑る勝ち抜き戦のデュアルモーグルでも力を出せる選手で、W杯ではデュアルモーグルの種目別3位に入りました。

病気や骨折が続いても、そのたびに大きな舞台に戻ってきた粘り強さも持ち味です。五輪では予選1回目で直接決勝に進めませんでしたが、予選2回目で4位まで順位を上げて決勝に残りました。2026年7月には、愛知県の催しに講師として招かれ、子どもたちに五輪の経験を話しています。

2026-27シーズン

SAJの2026/2027シーズンの女子モーグルのSランクは柳本理乃だけです。五輪で4位だった冨高日向子が引退し、柳本は日本の女子モーグルを引っぱる立場になりました。Aランクには藤木日菜、梶原久紗子、田口友麻、中尾春香が入っています。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)のカレンダーでは、今季のモーグルW杯は次のとおりです。日付は開催地の日付です。

日程(現地) 開催地 種目
2026年12月12日 ルカ(フィンランド) モーグル
2027年1月15日〜16日 バル・サンコーム(カナダ) モーグル・デュアルモーグル
1月21日〜23日 ウォータービルバレー(アメリカ) モーグル・デュアルモーグル
1月28日〜30日 ディアバレー(アメリカ) モーグル・デュアルモーグル
2月26日〜28日 アルマトイ(カザフスタン) モーグル・デュアルモーグル
3月5日〜7日 シャーダグ(アゼルバイジャン) モーグル・デュアルモーグル
3月6日〜21日 モンタフォン(オーストリア) 世界選手権

今季のW杯に日本の会場はありません。1月は3週続けてカナダとアメリカで試合があり、年間の順位を左右する大事な時期になります。3月の世界選手権では、2023年の4位を上回るメダルがかかります。腰のけがからの回復の様子や、どの大会に出るかは、大会ごとの発表を待つことになります。

モーグルとデュアルモーグルの見方

モーグルは、こぶが並んだ急な斜面を滑りおりる種目です。途中に2か所あるジャンプ台でエアの技を見せます。点数は、ターン(こぶの中での滑り)、エア、スピードの3つで決まり、なかでもターンの点がいちばん大きな割合をしめます。速く滑るだけでも、エアが派手なだけでも勝てないのが、モーグルの難しいところです。

デュアルモーグルは、2人が横に並んだコースを同時に滑る勝ち抜き戦です。ジャッジが2人の滑りをくらべて点を分け、合計点の多い方が次に進みます。ミラノ・コルティナ五輪で初めて行われた種目で、柳本はW杯でこの種目の種目別3位に入ったことがあります。

日本の女子モーグル

日本の女子モーグルは、長く日本を引っぱってきた冨高日向子が2025-26シーズンかぎりで引退し、新しい世代の時代に入りました。2025-26シーズンのW杯では、モーグルとデュアルモーグルを合わせた順位で、藤木日菜の12位が冨高に次ぐ日本勢の2番手でした。田口友麻、中尾春香、伊藤真凛も20位以内に入っています。経験の長い柳本が、この若い世代とどう戦い、日本の女子の先頭に立つかが今季の注目点です。

よくある質問

柳本理乃の五輪の結果は?

2026年ミラノ・コルティナ五輪のモーグルで13位でした。デュアルモーグルは1回戦で敗れました。

出身はどこですか?

愛知県津島市です。所属も地元の愛知ダイハツです。

W杯で優勝したことはありますか?

まだありません。最高成績は2位で、2023年12月のスウェーデン・イドレでモーグルとデュアルモーグルの両方で2位に入りました。

読み方は?

「やなぎもと・りの」と読みます。

どんな病気を公表しましたか?

2024年4月に、脳脊髄液減少症であることを公表しました。そのあとも競技を続け、2024-25シーズンにW杯のデュアルモーグルで種目別3位に入り、2026年の五輪にも出ています。

今季の最初の試合はいつですか?

モーグルのW杯は、2026年12月12日のフィンランド・ルカが開幕戦です。デュアルモーグルは、2027年1月のカナダ・バル・サンコームから始まります。

ほかの日本の選手

相原史郎・藤澤五月・深田茉莉・長谷川帝勝・平野歩夢・平野流佳・堀川桃香・堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・木村葵来・小林陵侑・工藤璃星・倉坪克拓・丸山希・三木つばき・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・長森遥南・内藤智文・中村直幹・二階堂蓮・野明花菜・荻原大翔・小栗大地・鬼塚雅・小野光希・小野寺佳歩・佐藤幸椰・勢藤優花・清水さら・新濱立也・高梨沙羅・冨田せな・戸塚優斗・谷地宙・山田梨央・山田琉聖・山本涼太・吉田雪乃・吉永一貴・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ

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出典

競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。

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