清水さらは、スノーボード女子ハーフパイプの選手です。2025年の世界選手権で銀メダルを取り、2026年のミラノ・コルティナ五輪では16歳で4位に入りました。今季も全日本スキー連盟の最上位のSランクに選ばれています。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 清水さら(しみず・さら) |
| 生年月日 | 2009年11月12日 |
| 出身 | 滋賀県大津市 |
| 所属 | ミラプロ(全日本スキー連盟の2026/2027強化指定名簿の表記)。五輪のころの報道ではTOKIOインカラミ |
| 学校 | 平安女学院高校(京都市) |
| 種目 | スノーボード・ハーフパイプ |
| 主な実績 | 2026年ミラノ・コルティナ五輪 4位、2025年世界選手権 銀メダル、2026年Xゲームズ 優勝、2025年アジア冬季大会 金メダル、W杯1勝 |
清水さらは、ハーフパイプで世界の表彰台に立ち続けている10代の選手です。W杯に出始めた2024-25シーズンに2戦目で初優勝し、2025年の世界選手権で銀メダルを取りました。2026年のミラノ・コルティナ五輪では、16歳で4位に入っています。全日本スキー連盟(SAJ)は、2026/2027シーズンも清水を最上位のSランクに選んでいます。
これまでの歩み
4歳でスノーボードを始める
父の影響で、4歳からスノーボードを始めました。5歳からは中野智裕コーチの指導を受けています。2021年、11歳のときに日本スノーボード協会(JSBA)の全日本選手権のハーフパイプ(オープン女子)で優勝し、プロの資格を取りました。最年少での優勝と伝えられています。その後もSAJの全日本選手権で2023年と2024年に2位に入り、国内の上位に定着しました。
ユース五輪の銀からW杯初優勝へ
2024年1月、韓国で行われた江原道ユース五輪の女子ハーフパイプで銀メダルを取りました。このとき金メダルだったのが、同じ年代の工藤璃星です。2024年12月、中国の崇礼(シークレットガーデン)でW杯に初めて出て5位でした。2戦目のアメリカ・コッパーマウンテン(12月20日)では、いきなり優勝しています。2025年2月のアスペン大会でも3位に入り、初めてのW杯シーズンを種目別の3位で終えました。
アジア大会の金、世界選手権の銀
2025年2月の冬季アジア大会(中国・ハルビン)では金メダルを取りました。3月末の世界選手権(スイス・エンガディン)では90.75点を出し、銀メダルです。金メダルはアメリカのクロエ・キム、銅メダルは小野光希でした。報道によると、このころの清水は京都の平安女学院の中等部から高等部に進んだばかりで、「学校に通うことが楽しい」と話しています。高さを出すための練習を重ねてきたことが、大きな舞台での結果につながったと伝えられています。
Xゲームズで初優勝
2025年のXゲームズ(アメリカ・アスペン)では3位でした。1年後の2026年1月23日のXゲームズでは、女子スーパーパイプで優勝しています。2位は工藤璃星で、日本の10代の2人が表彰台に並びました。
2026年ミラノ・コルティナ五輪
女子ハーフパイプは、イタリアのリビーニョで行われました。2月11日の予選では、1回目が19.75点と出遅れましたが、2回目に87.50点を出して2位で決勝に進みました。出場した日本の4人は、全員が決勝に残っています。
2月12日の決勝は、3回滑っていちばん高い点で順位を決めます。清水は1回目が10.50点、2回目は技を決められず、3回目に84.00点を出しました。銅メダルの小野光希(85.00点)まで1点届かず、4位でした。金メダルは韓国のチェ・ガオン(90.25点)、銀メダルはクロエ・キム(88.00点)です。日本勢は小野が3位、清水が4位、工藤璃星が5位、冨田せなが9位でした。
| 回 | 予選 | 決勝 |
|---|---|---|
| 1回目 | 19.75点 | 10.50点 |
| 2回目 | 87.50点(予選2位) | 記録なし |
| 3回目 | — | 84.00点(4位) |
主な成績
| 年 | 大会 | 結果 |
|---|---|---|
| 2021年 | JSBA全日本選手権(オープン女子) | 優勝 |
| 2024年 | 江原道ユース五輪 | 銀メダル |
| 2024年12月 | W杯コッパーマウンテン | 優勝(W杯初優勝) |
| 2025年2月 | 冬季アジア大会(ハルビン) | 金メダル |
| 2025年2月 | W杯アスペン | 3位 |
| 2025年1月 | Xゲームズ(アスペン) | 3位 |
| 2025年3月 | 世界選手権(エンガディン) | 銀メダル(90.75点) |
| 2026年1月 | Xゲームズ(アスペン) | 優勝 |
| 2026年2月 | ミラノ・コルティナ五輪 | 4位(84.00点) |
| 2026年3月 | W杯札幌(ばんけい) | 3位 |
W杯の種目別順位は、2024-25シーズンが3位です。2025-26シーズンは、3月に札幌で行われたW杯で3位に入っています。
滑りの特徴
清水の持ち味は、パイプの壁から高く飛び出すエアです。ハーフパイプは、技の難しさだけでなく、高さや着地のきれいさ、技のつなぎ方も採点されます。清水は小さいころから高さを出す練習を続けてきて、10代のはじめから大人の選手と同じ高さで勝負してきました。
五輪の予選のあと、清水は決勝で「去年にはなかった技」を見せたいと話したと報じられています。予選1回目の失敗から2回目に87.50点を出したように、立て直す力もあります。決勝でも、2本続けて得点が伸びないなかで、最後の3回目に84.00点まで上げてきました。
2026-27シーズン
SAJは2026/2027シーズンの女子ハーフパイプのSランクに、小野光希と清水さらの2人を選んでいます。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)のカレンダーでは、今季のハーフパイプW杯は次のとおりです。日付は開催地の日付です。
| 日程(現地) | 開催地 | 大会 |
|---|---|---|
| 2026年12月9日〜11日 | 崇礼(シークレットガーデン・中国) | W杯ハーフパイプ |
| 12月17日〜19日 | コッパーマウンテン(アメリカ) | W杯ハーフパイプ |
| 2027年1月13日〜16日 | ラークス(スイス) | W杯ハーフパイプ |
| 2月17日〜18日 | カルガリー(カナダ) | W杯ハーフパイプ |
| 2月25日〜28日 | アスペン(アメリカ) | W杯ハーフパイプ |
| 3月6日〜21日 | モンタフォン(オーストリア) | 世界選手権 |
| 4月1日〜4日 | シルバプラナ(スイス) | W杯ハーフパイプ(最終戦) |
3月の世界選手権では、前回の銀メダルからの上積みがかかります。五輪で表彰台をあと1点で逃した悔しさを、どこで晴らすかが見どころです。どの大会に出るかは、大会ごとのエントリーで決まります。
ハーフパイプの見方
ハーフパイプは、筒を半分に切ったような雪の壁を左右に行き来しながら、壁の上で技を出す種目です。1回の滑りで5〜6回ほどエアをします。ジャッジは、技の難しさ、エアの高さ、着地のきれいさ、技の種類の多さ、技と技のつなぎを見て、100点満点で採点します。
五輪やW杯の決勝では、ふつう3回滑って、いちばん高い点で順位が決まります。1回目で安全に点を取り、2回目と3回目で難しい技に挑む選手も多いため、最後の1本で順位が大きく入れかわることがあります。回転の数だけでなく、背中側に回る「バックサイド」と体の正面側に回る「フロントサイド」、ふだんと逆向きで踏み切る「スイッチ」や「キャブ」など、回り方の種類をそろえることも高い点につながります。
日本の女子ハーフパイプの層
いまの日本の女子ハーフパイプは、世界でもとくに層が厚くなっています。ミラノ・コルティナ五輪では、出場した4人全員が決勝に進み、小野光希が銅メダル、清水さらが4位、工藤璃星が5位、冨田せなが9位でした。2025-26シーズンのW杯の種目別でも、工藤璃星が2位、冨田せなが3位、小野光希が4位に入っています。
国内の代表争いそのものが世界の上位を争う戦いになっていて、W杯や世界選手権にだれが出るかも注目点です。全日本スキー連盟(SAJ)の2026/2027シーズンの強化指定では、Sランクが小野光希と清水さら、Aランクが冨田せな、Bランクに工藤璃星や大橋空奈らが入っています。
よくある質問
清水さらの五輪の結果は?
2026年ミラノ・コルティナ五輪の女子ハーフパイプで4位でした。決勝の最高点は84.00点で、銅メダルまで1点でした。
何歳ですか?
2009年11月12日生まれです。2026年10月の時点で16歳で、11月12日に17歳になります。
W杯で優勝したことはありますか?
あります。初めてのW杯シーズンだった2024年12月、アメリカのコッパーマウンテンで優勝しました。W杯2戦目での初優勝でした。
今季の初戦はいつですか?
ハーフパイプのW杯は、2026年12月9日から11日の中国・崇礼(シークレットガーデン)が開幕戦です。
学校はどこですか?
京都市の平安女学院高校です。中等部からそのまま高等部に進みました。
工藤璃星とはライバルですか?
同じ年代で、ユース五輪では工藤が金、清水が銀でした。2026年のXゲームズでは清水が優勝、工藤が2位で、五輪では清水が4位、工藤が5位でした。
ほかの日本の選手
相原史郎・藤澤五月・深田茉莉・長谷川帝勝・平野歩夢・平野流佳・堀川桃香・堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・木村葵来・小林陵侑・工藤璃星・倉坪克拓・丸山希・三木つばき・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・長森遥南・内藤智文・中村直幹・二階堂蓮・野明花菜・荻原大翔・小栗大地・鬼塚雅・小野光希・小野寺佳歩・佐藤幸椰・勢藤優花・新濱立也・高梨沙羅・冨田せな・戸塚優斗・谷地宙・山田梨央・山田琉聖・山本涼太・柳本理乃・吉田雪乃・吉永一貴・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ
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出典
- 清水さら(ウィキペディア)
- Sara Shimizu(Wikipedia 英語版)
- Snowboarding at the 2026 Winter Olympics – Women's halfpipe(Wikipedia 英語版)
- 清水さら 予選2回目で87・50の高得点(デイリースポーツ)
- 小野光希が銅、清水さらは4位 スノーボード・12日(北海道新聞)
- スノボ15歳で世界銀の清水さら 京都の伝統校に進学(デイリースポーツ)
- X Games Aspen 2026—Full Podium Recap(SLUSH)
- 2024–25 FIS Snowboard World Cup(Wikipedia 英語版)
- 2025–26 FIS Snowboard World Cup(Wikipedia 英語版)
- FIS Freestyle Ski and Snowboarding World Championships 2025(Wikipedia 英語版)
- 全日本スキー連盟 SAJ強化指定選手 2026/2027 スノーボード・ハーフパイプ
- FIS カレンダーと結果(スノーボード 2026-27)
競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。