倉坪克拓(くらつぼ・かつひろ)|経歴・成績・2026-27シーズンの予定

倉坪克拓(くらつぼ・かつひろ)|経歴・成績・2026-27シーズンの予定
SPEED SKATING

倉坪克拓(くらつぼ・かつひろ) スピードスケート・男子短距離

倉坪克拓は、長野市出身のスピードスケート男子短距離の選手です。2026年のミラノ・コルティナ五輪に初めて出場し、男子500mで19位に入りました。2026-27シーズンも日本スケート連盟の強化選手に選ばれています。

プロフィール

項目 内容
生まれ 2001年4月
出身 長野県長野市
所属 株式会社電算(2026年度から。2025年度までは長野県競技力向上対策本部のスポーツ専門員)
コーチ 結城匡啓(信州大学教育学部教授)
種目 スピードスケート男子・短距離(500m・1000m)
自己ベスト 500m 34秒13、1000m 1分08秒16(ともに2025年11月、カナダ・カルガリー)
五輪 2026年ミラノ・コルティナ(500m 19位)
2026-27の立場 日本スケート連盟のシニア強化選手B、JOCオリンピック強化指定選手

スピードスケート500mとは

スピードスケートの500mは、1周400メートルのリンクを1周と少し滑る、いちばん短い種目です。2人ずつ内側と外側のコースに分かれてスタートし、1周ごとにコースを入れかえながら滑ります。順位はタイムだけで決まり、トップ選手どうしの差は100分の1秒単位です。

スタートから最初の100メートルの加速と、カーブでスピードを落とさない技術が勝負を分けます。日本の男子は、この種目で五輪のメダルを何度も取ってきた、伝統のある種目です。

これまでの歩み

倉坪克拓は長野市の出身です。1998年の長野五輪でスピードスケートの会場になったエムウェーブで、小学生のころから練習を続けてきました。地元のリンクで育った、まさに長野の選手です。

指導を受けているのは、信州大学教育学部の結城匡啓教授です。結城コーチは、2018年の平昌五輪で女子500mの金メダルを取った小平奈緒を長く指導したことで知られ、コーチとして何度も五輪に参加しています。倉坪は、その結城コーチのもとで短距離の滑りをみがいてきました。

長野県では、競技力向上対策本部のスポーツ専門員として働きながら競技を続けました。県の立場で選手の活動を支える仕組みです。長野県では2028年に国民スポーツ大会「信州やまなみ国スポ」が開かれる予定で、県は地元の選手の強化に力を入れています。

2025年2月、中国・ハルビンで開かれた冬季アジア大会に日本代表として出場しました。男子500mは6位でした。3人で滑るチームスプリントでは、森重航、山田和哉とともに銅メダルを取りました。

2025-26シーズン 初めての五輪へ

五輪シーズンの2025-26年は、倉坪にとって大きく前進した年になりました。11月にカナダのカルガリーで行われたW杯では、500mで34秒13、1000mで1分08秒16の自己ベストを出しました。カルガリーのリンクは標高が高く、空気の抵抗が小さいため、記録が出やすいことで知られています。

12月7日、オランダのヘーレンフェーンで行われたW杯の男子500mでは、34秒35で5位に入りました。この種目では、北京五輪の銅メダリスト森重航が3位に入り、倉坪は日本勢で2番目の順位でした。12月のノルウェー・ハーマル大会、1月のドイツ・インツェル大会のW杯にも出場し、500mで34秒台の前半から後半の記録を重ねました。

12月26日から長野市のエムウェーブで開かれた全日本選手権では、500mで34秒66を記録しました。そして、ミラノ・コルティナ五輪の男子500mの代表に初めて選ばれました。結城コーチが同じく指導する、女子短距離の山田梨央とともに、2人そろっての初代表です。

2026年1月8日、倉坪は山田とともに長野市役所を訪れ、「小学生の時からエムウェーブで練習を続けてきたため、長野市の皆さんに恩返しをしたい」と話しました。

2026年ミラノ・コルティナ五輪

2月2日、倉坪はミラノの会場で練習し、「メダル獲得を目指して頑張りたい」と話しました。男子500mは2月14日に行われ、倉坪は34秒85で19位でした。この種目の日本勢は、新濱立也が6位、森重航が10位で、日本は2大会ぶりにメダルを逃しました。

大会後の3月18日、倉坪は結城コーチとともに長野県庁を訪れ、阿部守一知事に結果を報告しました。この時点で、県のスポーツ専門員としての雇用は3月末で終わり、2026年度からは県内の企業に所属して競技を続けると発表されていました。日本スケート連盟の強化選手の名簿では、所属は株式会社電算となっています。

日付 種目 記録 順位
2026年2月14日 男子500m 34秒85 19位

主な成績

年月 大会 成績
2025年2月 冬季アジア大会(ハルビン) 500m 6位、チームスプリント 銅メダル
2025年11月 W杯 カルガリー大会(カナダ) 500m 34秒13、1000m 1分08秒16(ともに自己ベスト)
2025年12月 W杯 ヘーレンフェーン大会(オランダ) 500m 5位(34秒35)
2025年12月 全日本選手権(長野) 500m 34秒66
2026年2月 ミラノ・コルティナ五輪 500m 19位(34秒85)

2026-27シーズンの予定と見どころ

日本スケート連盟が2026年4月22日に発表した今季の強化選手で、倉坪は「シニア強化選手B」に入りました。JOCのオリンピック強化指定選手にも選ばれています。9月29日には、10月の全日本距離別選手権に出る選手として、小島良太、山田梨央とともに長野市役所を訪れました。

W杯の前半4戦の代表は、10月23〜25日に長野市のエムウェーブで開かれる全日本距離別選手権の結果などで決まります。地元のリンクでの大会が、今季最初の大きな勝負です。おもな日程は次のとおりです。

日程(現地) 大会 場所
10月23〜25日 全日本距離別選手権 エムウェーブ(長野市)
11月13〜15日 W杯 第1戦 北京(中国)
11月20〜22日 W杯 第2戦 帯広(北海道)
12月4〜6日 W杯 第3戦 ヘーレンフェーン(オランダ)
12月11〜13日 W杯 第4戦 スタバンゲル(ノルウェー)
12月28〜30日 全日本選手権 八戸(青森県)
2027年2月25〜28日 世界距離別選手権 北京(中国)

日本の男子500mは、日本記録を持つ新濱立也、北京五輪銅メダルの森重航、2025-26シーズンにW杯で初めて表彰台に立った広瀬勇太など、力のある選手がそろっています。W杯の出場枠をめぐる国内の争いを勝ち抜けるか、そしてW杯で初めての表彰台に上れるかが見どころです。

特徴

  • 500mの短距離が専門:500mを中心に、1000mにも出場します。自己ベストは500mが34秒13、1000mが1分08秒16です。
  • 地元・長野のリンクで育った:小学生のころから、長野五輪の会場だったエムウェーブで練習してきました。
  • 名コーチの指導:小平奈緒を育てた結城匡啓コーチの指導を受けています。

よくある質問

倉坪克拓はどこの出身ですか?

長野県長野市の出身です。小学生のころから、長野市のエムウェーブで練習してきました。

五輪の成績は?

2026年のミラノ・コルティナ五輪に初めて出場し、男子500mで19位(34秒85)でした。

500mの自己ベストは何秒ですか?

34秒13です。2025年11月、カナダのカルガリーで行われたW杯で出しました。

2026-27シーズンも現役ですか?

はい。日本スケート連盟の今季のシニア強化選手Bに入っており、10月23〜25日の全日本距離別選手権に出場する予定です。

所属はどこですか?

2026年度からは長野県内の企業、株式会社電算に所属しています。2025年度までは、長野県競技力向上対策本部のスポーツ専門員として活動していました。

コーチは誰ですか?

信州大学教育学部の結城匡啓教授です。2018年平昌五輪の女子500m金メダリスト、小平奈緒を指導したことで知られています。

冬季アジア大会で取ったメダルは何ですか?

2025年2月の中国・ハルビン大会で、男子チームスプリントの銅メダルを取りました。チームスプリントは3人が1列になって3周を滑り、1周ごとに先頭の選手が抜けていく種目です。倉坪は森重航、山田和哉と組みました。

W杯の最高順位は?

2025年12月7日、オランダのヘーレンフェーン大会の男子500mで5位に入りました。

ほかの日本の選手

相原史郎・藤澤五月・深田茉莉・長谷川帝勝・平野歩夢・平野流佳・堀川桃香・堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・木村葵来・小林陵侑・工藤璃星・丸山希・三木つばき・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・長森遥南・内藤智文・中村直幹・二階堂蓮・野明花菜・荻原大翔・小栗大地・鬼塚雅・小野光希・小野寺佳歩・佐藤幸椰・勢藤優花・清水さら・新濱立也・高梨沙羅・冨田せな・戸塚優斗・谷地宙・山田梨央・山田琉聖・山本涼太・柳本理乃・吉田雪乃・吉永一貴・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ

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出典

競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。

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