丸山希は長野県野沢温泉村出身のスキージャンプ選手で、北野建設に所属しています。2025-26シーズンにW杯で初優勝を含む6勝を挙げて総合2位に入り、ミラノ・コルティナ五輪では銅メダルを2個取りました。2026年10月17日のUHB杯でも優勝し、新しいシーズンを迎えます。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 丸山希(まるやま・のぞみ) |
| 生年月日 | 1998年6月2日 |
| 出身 | 長野県下高井郡野沢温泉村 |
| 出身校 | 飯山高校、明治大学 |
| 所属 | 北野建設 |
| 種目 | スキージャンプ(女子) |
| 五輪 | 2026年ミラノ・コルティナ大会に初出場 |
丸山希は、スキーの村として知られる長野県野沢温泉村で育ったジャンプ選手です。明治大学を出て、北野建設のスキー部で競技を続けています。20代後半になってから一気に世界のトップへ駆け上がった選手です。
これまでの歩み
高校時代から全国大会で勝ち、2015年のジュニア世界選手権では団体で3位に入りました。W杯の初出場は2016-17シーズンの札幌大会で、このときは予選で敗れました。
大学生のころから少しずつW杯の得点を伸ばし、2020-21シーズンは総合11位に入りました。しかし2021年10月24日、全日本選手権のラージヒルで転倒し、左ひざの前十字じん帯を傷める大けがをしました。このけがで、2022年北京五輪の代表争いに加わることはできませんでした。
けがから戻った2022-23シーズンは総合12位。2023年の世界選手権(スロベニア・プラニツァ)では、個人ラージヒルで4位に入り、メダルまであと一歩に迫りました。ただ、2023-24シーズンは23位、2024-25シーズンは18位と、W杯では苦しいシーズンが続きました。
大きく変わったのが2025-26シーズンです。11月21日、リレハンメルでの開幕戦の混合団体で、二階堂蓮、伊藤有希、小林陵侑とともに優勝しました。翌22日の個人戦でW杯初優勝を挙げると、23日、28日と勝ち、開幕から個人3連勝を飾りました。
主な成績
2025-26シーズンのW杯優勝(6勝)
| 日付(現地) | 会場 | ジャンプ台 |
|---|---|---|
| 2025年11月22日 | リレハンメル(ノルウェー) | ラージヒル |
| 2025年11月23日 | リレハンメル(ノルウェー) | ラージヒル |
| 2025年11月28日 | ファルン(スウェーデン) | ノーマルヒル |
| 2025年12月12日 | クリンゲンタール(ドイツ) | ラージヒル |
| 2025年12月20日 | エンゲルベルク(スイス) | ラージヒル |
| 2026年1月20日 | 蔵王(山形市) | ノーマルヒル |
このシーズンは個人戦で6勝、2位6回、3位7回、合わせて19回も表彰台に立ちました。総合得点は1870点で、総合優勝したスロベニアのニカ・プレブツ(2676点)に次ぐ2位でした。3月28日のプラニツァ大会ではフライングヒルでも3位に入り、ノーマルヒル、ラージヒル、フライングヒルのすべてで表彰台を経験しました。
W杯の総合順位
| シーズン | 総合順位 | ポイント |
|---|---|---|
| 2018-19 | 20位 | 283 |
| 2019-20 | 13位 | 355 |
| 2020-21 | 11位 | 292 |
| 2022-23 | 12位 | 574 |
| 2023-24 | 23位 | 215 |
| 2024-25 | 18位 | 325 |
| 2025-26 | 2位 | 1870 |
五輪・世界選手権
| 大会 | 種目 | 成績 |
|---|---|---|
| 2019年 世界選手権 ゼーフェルト | 個人ノーマルヒル | 17位 |
| 2021年 世界選手権 オーベルストドルフ | 個人ノーマルヒル / 個人ラージヒル | 20位 / 18位 |
| 2023年 世界選手権 プラニツァ | 個人ノーマルヒル / 個人ラージヒル | 8位 / 4位 |
| 2026年 ミラノ・コルティナ五輪 | 個人ノーマルヒル | 銅メダル |
| 2026年 ミラノ・コルティナ五輪 | 混合団体 | 銅メダル |
| 2026年 ミラノ・コルティナ五輪 | 個人ラージヒル | 8位 |
2026年ミラノ・コルティナ五輪
初めての五輪で、2つのメダルを取りました。まず2月7日(現地)の個人ノーマルヒルで銅メダル。W杯で勝ち続けた力を、大舞台でも出しました。
2月10日の混合団体では、高梨沙羅、小林陵侑、二階堂蓮とともに銅メダルを取りました。日本がこの種目で取った初めてのメダルです。2月15日の個人ラージヒルは8位でした。
2026-27シーズンの予定と見どころ
夏のグランプリには出ず、国内の大会で調子を整えてきました。10月17日に札幌・大倉山で行われたUHB杯では、2本目にヒルサイズに近い135.5メートルを飛び、215.7点で優勝しました。
W杯は11月20日、前のシーズンに初優勝したリレハンメルで開幕します。女子のおもな日程は次のとおりです(FISの10月時点の日程)。
| 日程(現地) | 大会 | 場所 |
|---|---|---|
| 11月20〜22日 | W杯 開幕戦 | リレハンメル(ノルウェー) |
| 11月28・29日 | W杯 | ヒンツェンバッハ(オーストリア) |
| 12月4〜6日 | W杯 | ビスワ(ポーランド) |
| 12月11〜13日 | W杯 | ティティゼー・ノイシュタット(ドイツ) |
| 12月18〜20日 | W杯 | エンゲルベルク(スイス) |
| 12月28日〜1月5日 | W杯 女子ジャンプ週間(初開催・4戦) | ドイツ・オーストリア |
| 1月9・10日 | W杯 | リュブノ(スロベニア) |
| 1月15・16日 | W杯 | 張家口(中国) |
| 1月19・20日 | W杯 | 蔵王(山形市) |
| 1月22日 | W杯 女子個人 | 大倉山(札幌市) |
| 2月26日〜3月5日 | 世界選手権の女子種目 | ファルン(スウェーデン) |
| 3月18〜21日 | W杯 最終戦 | プラニツァ(スロベニア) |
大きな目標は2つあります。1つはW杯の総合優勝です。前のシーズンは3季続けて総合優勝したニカ・プレブツに800点あまりの差をつけられました。この差をどこまで縮められるかが注目です。
もう1つは、2月25日からスウェーデンのファルンで開かれる世界選手権です。これまでの世界選手権の個人の最高は4位で、メダルはまだありません。ファルンは、前のシーズンに開幕3連勝目を挙げた会場でもあります。
1月19・20日の蔵王大会は、前のシーズンに勝った大会です。年末年始に初めて行われる女子のジャンプ週間でも、総合優勝を争う一人になりそうです。
強さ・特徴
- シーズンを通した安定感:2025-26シーズンは個人の33戦で19回表彰台に立ちました。おおよそ5試合のうち3試合で3位以内に入った計算です。
- どのジャンプ台でも戦える:ラージヒルで4勝、ノーマルヒルで2勝。フライングヒルでも3位に入りました。
- 大けがからの復活:2021年のひざの大けがで北京五輪をのがしましたが、4年後の五輪で2つのメダルを取りました。
- 日本の女子の新しいエース:前のシーズンの日本の女子は、総合2位の丸山と9位の高梨沙羅が上位でした。今季も日本チームの中心です。
よくある質問
丸山希のW杯初優勝はいつですか?
2025年11月22日、ノルウェーのリレハンメル大会です。そこから個人3連勝し、このシーズンは6勝しました。
五輪のメダルはいくつですか?
2026年ミラノ・コルティナ大会で2個です。個人ノーマルヒルの銅メダルと、混合団体の銅メダルです。
所属はどこですか?
長野県の建設会社、北野建設のスキー部です。
ほかの日本の選手
相原史郎・堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・小林陵侑・三木つばき・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・中村直幹・二階堂蓮・小栗大地・新濱立也・高梨沙羅・戸塚優斗・山本涼太・吉田雪乃・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ
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出典
- FIS 丸山希の選手ページ(英語)
- 丸山希(ウィキペディア)
- 2025–26 FIS Ski Jumping World Cup(ウィキペディア英語版)
- 北海道新聞 二階堂蓮がヒルサイズ超え2本で優勝 女子も丸山希が優勝 UHB杯
- ジャンプ混合団体 日本が混合団体初の銅メダル獲得(テレビ東京)
- FIS スキージャンプ W杯 札幌大会の日程
- FIS ノルディックスキー世界選手権2027 ファルンの日程
競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。