堀島行真(ほりしま・いくま)|経歴・成績・2026-27シーズンの予定

堀島行真(ほりしま・いくま)|経歴・成績・2026-27シーズンの予定
FREESTYLE SKIING

堀島行真(ほりしま・いくま) フリースタイルスキー・モーグル

堀島行真は、フリースタイルスキー男子モーグルの日本のエースです。五輪では北京とミラノ・コルティナで合わせて3個のメダルを取り、世界選手権では3回優勝しています。昨季は日本の男子で初めてW杯の総合優勝を果たしました。

プロフィール

項目 内容
名前 堀島行真(ほりしま・いくま)
生年月日 1997年12月11日
出身 岐阜県揖斐郡池田町
出身校 岐阜第一高校、中京大学
所属 トヨタ自動車
種目 フリースタイルスキー・モーグル、デュアルモーグル
主な実績 五輪メダル3個(2022年銅、2026年銅・銀)、世界選手権優勝3回、2025-26シーズンW杯総合優勝

堀島行真は、男子モーグルで日本のエースとして戦ってきた選手です。五輪では2大会続けてメダルを取り、世界選手権でも3回優勝しています。昨季2025-26シーズンには、日本の男子で初めてW杯の総合優勝を果たしました。

これまでの歩み

1歳でスキー、小学生でモーグルへ

生まれて1年ほどでスキーを始め、小学4年生から本格的にモーグルに取り組みました。小学5年生で初めて出た大会では完走できず、そこで「一番を目指す」と決めたといいます。中学3年生の2012年夏には、全日本ウォータージャンプ選手権のビッグエアで優勝しています。

19歳で世界選手権の2冠

2015-16シーズン、W杯の開幕戦(フィンランド・ルカ)のデュアルモーグルで3位に入り、初めてW杯の表彰台に上がりました。このシーズンの新人賞にも選ばれています。2016年に中京大学へ進学しました。

2017年は大きく飛躍した年です。札幌で開かれたアジア冬季大会でモーグルとデュアルモーグルの2種目に優勝しました。さらに、初めて出たスペイン・シエラネバダの世界選手権で、モーグルとデュアルモーグルの両方に優勝しました。男子の2冠は1999年以降で初めて、日本選手では上村愛子に次いで2人目でした。

平昌の転倒から北京の銅へ

メダル候補として出た2018年の平昌五輪は、転倒して11位に終わりました。2020年に大学を卒業してトヨタ自動車に入り、競技を続けます。2022年の北京五輪では81.48点で銅メダルを取りました。W杯では、カナダのミカエル・キングズベリーという絶対王者がいて、堀島は何度も年間2位に入りながら、総合優勝には届かない時期が続きました。

王者を破って世界一

2025年3月の世界選手権(スイス・エンガディン)のモーグルで、堀島はキングズベリーの4大会続けての優勝を止めて、2017年以来8年ぶりにモーグルで世界一になりました。デュアルモーグルでも銀メダルを取っています。

主な成績

五輪・世界選手権

年 大会 モーグル デュアルモーグル
2017年 世界選手権(シエラネバダ) 金メダル 金メダル
2018年 平昌五輪 11位 (五輪は実施なし)
2021年 世界選手権(アルマトイ) — 銅メダル
2022年 北京五輪 銅メダル(81.48点) (五輪は実施なし)
2025年 世界選手権(エンガディン) 金メダル 銀メダル
2026年 ミラノ・コルティナ五輪 銅メダル(83.44点) 銀メダル

W杯(ワールドカップ)

FIS(国際スキー・スノーボード連盟)の記録では、ここ3シーズンの勝利と表彰台は次のとおりです。2025年12月のルカでの開幕戦の優勝が通算23勝目と報じられていて、昨季の終わりまでに通算25勝になります。

シーズン 優勝 表彰台 年間順位
2023-24 4回 10回 —
2024-25 4回 10回 総合2位
2025-26 3回 6回 総合1位、モーグル1位、デュアルモーグル1位

昨季の総合の得点は536点で、2位のマット・グラハム(オーストラリア)に100点以上の差をつけました。2026年3月8日、FISが堀島の総合優勝を発表しています。日本の男子で初めての総合優勝です。

2026年ミラノ・コルティナ五輪

モーグルで2大会続けての銅

男子モーグルは、2026年2月にイタリアのリビーニョで行われました。堀島は予選の1回目を1位で通過します。決勝では、モーグルで最も難しい技のひとつ「コーク1440」を決めて83.44点を出し、一時はトップに立ちました。しかし、そのあとに滑ったオーストラリアのクーパー・ウッズと、カナダのキングズベリーに抜かれ、銅メダルになりました。2人は同じ得点で、ウッズが金メダルでした。

それでも、日本の男子で初めての2大会続けてのメダルです。報道によると、本人は金に届かなかったことを受け止めながら、4年後はさらに強くなれると、冷静に次を見すえていました。

新種目のデュアルモーグルで銀

この大会から新しく加わったデュアルモーグルでは、勝ち抜き戦を決勝まで進みました。2回戦では、バランスを崩して後ろ向きのままゴールしながら勝ち上がり、話題になりました。決勝ではキングズベリーに敗れ、銀メダルでした。1つの五輪で2つのメダルを取り、五輪のメダルは合わせて3個になりました。

日本で勝って総合優勝へ

五輪のあと、2月末から3月はじめには富山県南砺市でW杯が開かれました。堀島は2月28日のモーグルで3位、3月1日のデュアルモーグルで優勝し、地元の観客をわかせました。本人は「日本にとっていい日」と喜びを語っています。この勢いのまま、初めての総合優勝を決めました。

2026-27シーズンの予定と見どころ

全日本スキー連盟(SAJ)は、今季も堀島をモーグルのSランクに選んでいます。同じSランクの男子には、五輪のデュアルモーグルで4位の島川拓也と、平山将大がいます。

今季のW杯のモーグルは、FISのカレンダーでは次の6か所です。日付は開催地の日付です。

日程(現地) 開催地 種目
2026年12月12日 ルカ(フィンランド) モーグル
2027年1月15日〜16日 バル・サンコーム(カナダ) モーグル・デュアルモーグル
1月21日〜23日 ウォータービルバレー(アメリカ) モーグル・デュアルモーグル
1月28日〜30日 ディアバレー(アメリカ) モーグル・デュアルモーグル
2月26日〜28日 アルマトイ(カザフスタン) モーグル・デュアルモーグル
3月5日〜7日 シャーダグ(アゼルバイジャン) モーグル・デュアルモーグル

3月6日から21日には、オーストリアのモンタフォンで世界選手権があります。堀島は前回のモーグルの王者で、2大会続けての金メダルをねらいます。W杯では、2年続けての総合優勝を守れるかが最大の見どころです。1月に北米で3週続けて試合があり、ここが年間順位を大きく左右します。

得意な技・滑りの特徴

堀島の代名詞は「コーク1440」です。体をななめにかたむけながら回り、合わせて4回転分(1440度)回る技です。モーグルのジャンプ台は小さく、コブの斜面の途中で飛ぶため、モーグルの中ではとても難しい技です。五輪の決勝でも、この技を決めて一時トップに立ちました。

モーグルの点数は、ターンが60%、エアが20%、スピードが20%です。いちばん大事なのはターンで、エアの大技だけでは勝てません。デュアルモーグルでは、となりのコースの選手と直接競り合うため、ミスをしないことがより大切になります。昨季はW杯でモーグルとデュアルモーグルの両方で年間1位になり、どちらの種目でも世界一の安定感を示しました。

よくある質問

堀島行真の名前の読み方は?

「ほりしま・いくま」と読みます。

五輪のメダルはいくつですか?

3個です。2022年北京大会のモーグル銅、2026年ミラノ・コルティナ大会のモーグル銅とデュアルモーグル銀です。

今季の開幕戦はいつですか?

W杯のモーグルは、2026年12月12日のフィンランド・ルカで始まります。昨季も堀島はルカの開幕戦で優勝しています。

ほかの日本の選手

相原史郎・伊藤有希・葛西優奈・小林陵侑・丸山希・三木つばき・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・中村直幹・二階堂蓮・小栗大地・新濱立也・高梨沙羅・戸塚優斗・山本涼太・吉田雪乃・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ

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出典

競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。

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