相原史郎は札幌市出身のアルペンスキー選手で、小泉に所属しています。専門は、旗門の間が狭い回転です。左ひざの大けがを2回乗りこえ、2026年のミラノ・コルティナ五輪の男子回転で20位に入りました。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 相原史郎(あいはら・しろう) |
| 生年月日 | 2001年1月20日 |
| 出身 | 北海道札幌市 |
| 出身校 | 東海大学付属札幌高校、東海大学国際文化学部(2023年卒業) |
| 所属 | 小泉 |
| 種目 | アルペンスキー(男子。おもに回転) |
| 五輪 | 2026年ミラノ・コルティナ大会に初出場(男子回転20位) |
相原史郎は、日本の男子アルペンスキーで回転を専門にする選手です。回転は、旗門の間がいちばん狭く、細かいターンを続けて滑り降りる種目です。
左ひざの大けがを2回乗りこえて、2026年に初めての五輪に出場しました。2025年には全日本選手権の回転で優勝しています。
これまでの歩み
子どものころから全国の大会で勝ってきました。中学生だった2016年3月のJOCジュニアオリンピックでは、大回転と回転の2種目で優勝しました。高校1年の2016-17シーズンに、初めて日本代表に選ばれています。2017年2月の全日本ジュニア選手権では、スーパー大回転で優勝しました。
2019年2月のインターハイでは回転で優勝、大回転で2位でした。3月の宮様スキー大会国際競技会では、大回転と回転の2種目を制しました。東海大学に進み、2020年2月の全日本学生選手権の回転で優勝しています。
2022年1月、オーストリアのキッツビューエルの男子回転でW杯にデビューしました。結果は35位で、1回目の上位30人だけが進める2回目には届きませんでした。同じ年の3月には、世界ジュニア選手権の回転で10位に入りました。
その後は、アジアの大会であるファーイーストカップで、何度も表彰台に立ちました。しかし2024年2月、W杯の下のクラスの大会に出ていたときに、左ひざの前十字じん帯を切る大けがをしました。左ひざのこのけがは2回目でした。
2024-25シーズンに戻ってくると、2025年3月の第103回全日本選手権の回転で優勝しました。2025-26シーズンは、W杯の下のクラスのヨーロッパカップにも出ながら力をつけました。そして2026年1月、スイスのアーデルボーデンで行われたW杯の回転で25位に入りました。W杯で初めてポイントを取った大会です。
主な成績
| 年月 | 大会 | 種目 | 成績 |
|---|---|---|---|
| 2016年3月 | JOCジュニアオリンピック | 大回転・回転 | どちらも優勝 |
| 2019年2月 | インターハイ | 回転 | 優勝 |
| 2019年3月 | 宮様スキー大会国際競技会 | 大回転・回転 | どちらも優勝 |
| 2020年2月 | 全日本学生選手権 | 回転 | 優勝 |
| 2022年1月 | W杯 キッツビューエル(オーストリア) | 回転 | 35位(W杯デビュー) |
| 2022年3月 | 世界ジュニア選手権 | 回転 | 10位 |
| 2023年1月 | ファーイーストカップ 阿寒 | 回転 | 2位 |
| 2024年12月 | ファーイーストカップ ワンロン(中国) | 回転 | 2位 |
| 2025年3月 | ファーイーストカップ 白馬 | 回転 | 2位 |
| 2025年3月 | 第103回全日本選手権 | 回転 | 優勝 |
| 2026年1月 | W杯 アーデルボーデン(スイス) | 回転 | 25位(W杯初ポイント) |
| 2026年2月 | ミラノ・コルティナ五輪 | 回転 | 20位 |
| 2026年8月 | 南米カップ セロ・カストール(アルゼンチン) | 回転 | 5位・6位 |
| 2026年9月 | 南米カップ チャペルコ(アルゼンチン) | 大回転 | 5位 |
2026年ミラノ・コルティナ五輪
2026年1月29日、五輪の代表に決まった相原はオンラインで会見し、メダルを目標に攻める滑りをすると話しました。
男子回転は2月16日、イタリアのボルミオで行われました。1回目は1分00秒83、2回目は58秒75で滑り、合計1分59秒58で20位に入りました。優勝したスイスのロイク・メイヤールとの差は5秒97でした。回転は2回とも完走しないと順位がつかない種目で、途中で旗門を外して棄権する選手も多く出ます。その中で、初めての五輪を2本そろえて滑りきりました。
五輪のあとの3月15日には、地元・札幌の藻岩山スキー場で、小中学生向けのポール体験会の講師を務めました。
2026-27シーズンの予定と見どころ
夏は南半球のアルゼンチンで南米カップに出場しました。8月のセロ・カストール大会の回転で5位と6位、9月のチャペルコ大会の大回転で5位に入り、新しいシーズンに向けて実戦を重ねています。
W杯は10月24・25日のオーストリア・ゼルデン(大回転)で開幕します。男子回転のおもな日程は次のとおりです(FISの10月時点の日程)。
| 日程(現地) | 大会 | 場所 |
|---|---|---|
| 11月15日 | W杯 回転 | レビ(フィンランド) |
| 11月22日 | W杯 回転 | グルグル(オーストリア) |
| 12月13日 | W杯 回転 | バルディゼール(フランス) |
| 12月21日 | W杯 回転 | アルタバディア(イタリア) |
| 12月23日 | W杯 回転 | マドンナ・ディ・カンピリオ(イタリア) |
| 2027年1月3日 | W杯 回転 | クランスカ・ゴーラ(スロベニア) |
| 1月10日 | W杯 回転 | アーデルボーデン(スイス) |
| 1月27日 | W杯 回転 | シュラートミング(オーストリア) |
| 1月30日 | W杯 回転 | シャモニー(フランス) |
| 2月1〜14日 | 世界選手権 | クランモンタナ(スイス) |
| 3月14日 | W杯 回転 | オーレ(スウェーデン) |
| 3月25日 | W杯 最終戦 回転 | サンバレー(米国) |
W杯や世界選手権に出る選手は、全日本スキー連盟が選びます。見どころは、W杯で2回目に進める30位以内に何度入れるかです。1月のアーデルボーデンは、昨季に初めてW杯のポイントを取った会場です。2月にはスイスのクランモンタナで世界選手権も開かれます。
特徴
- 回転が専門:旗門が細かく続く技術系の回転を軸に戦い、全日本選手権やインターハイなど国内の大会で何度も優勝してきました。
- 大けがからの復活:左ひざの前十字じん帯を2回切りながら、復帰したシーズンに全日本選手権で優勝し、翌シーズンには五輪に出場しました。
- 競技を広げる活動:五輪のあと、地元・札幌で子ども向けの体験会の講師を務めました。
よくある質問
相原史郎の五輪の成績は?
2026年ミラノ・コルティナ五輪の男子回転で20位でした。合計タイムは1分59秒58で、初めての五輪でした。
専門の種目は何ですか?
回転です。2025年3月の全日本選手権の回転で優勝しています。大回転にも出場しています。
今季のW杯の回転はいつから始まりますか?
男子回転の最初の大会は11月15日のフィンランド・レビ大会です。W杯全体の開幕は10月24・25日のオーストリア・ゼルデン大会(大回転)です。
ほかの日本の選手
堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・小林陵侑・丸山希・三木つばき・宮田将吾・森重航・村岡桃佳・村瀬心椛・中村直幹・二階堂蓮・小栗大地・新濱立也・高梨沙羅・戸塚優斗・山本涼太・吉田雪乃・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ
アルペンスキーの種目・日程・結果は競技のページへ。
出典
- 相原史郎(ウィキペディア・戦績)
- Alpine skiing at the 2026 Winter Olympics – Men's slalom(ウィキペディア英語版)
- Slalom hommes JO 2026 – Classement et résultats(dicodusport)
- 北海道新聞 相原史郎、ミラノ五輪代表に(2026年1月29日)
- 北海道新聞 小山陽平、相原史郎2回目進めず アルペンW杯男子回転
- 北海道新聞 相原史郎選手が講師 藻岩山でポール体験会
- 2026–27 FIS Alpine Ski World Cup(ウィキペディア英語版・日程)
- FIS アルペン世界選手権2027 クランモンタナの開催決定
- 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックの日本選手団(ウィキペディア)
競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。