森重航は北海道別海町出身のスピードスケート選手で、オカモトグループに所属しています。2022年北京五輪の男子500mで銅メダルを取り、2023-24シーズンにはW杯の500mで種目別の総合優勝を果たしました。2026年のミラノ・コルティナ五輪では日本選手団の旗手を務め、500mは10位でした。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 森重航(もりしげ・わたる) |
| 生年月日 | 2000年7月17日 |
| 出身 | 北海道別海町 |
| 出身校 | 山形中央高校、専修大学 |
| 所属 | オカモトグループ(2023年4月から) |
| 身長 | 173cm |
| 得意な種目 | 500m |
| 五輪 | 2022年北京、2026年ミラノ・コルティナ |
森重航は、北海道東部の別海町で育ったスピードスケートの短距離選手です。中学までを地元で過ごし、山形中央高校、専修大学へと進みました。いまはオカモトグループに所属しています。
自己ベスト
| 距離 | 記録 | 日付 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 500m | 33秒94 | 2025年11月15日 | ソルトレークシティー(米国) |
| 1000m | 1分08秒09 | 2025年11月14日 | ソルトレークシティー(米国) |
| 1500m | 1分50秒90 | 2024年3月2日 | 八戸(青森県) |
ソルトレークシティーのリンクは標高の高い場所にあり、空気が薄いぶん記録が出やすいことで知られます。
これまでの歩み
高校時代の2018年、全国高校選抜で500mと1000mの2種目に優勝しました。2020年の世界ジュニア選手権では500mで3位に入り、2021年には大学生で全日本距離別選手権の500mを制しました。
大きく名前が知られたのは、専修大学在学中に出た2022年の北京五輪です。2月12日の男子500mで34秒49を出し、銅メダルを取りました。初めての五輪でのメダルでした。1000mは16位でした。
その後も世界の舞台で結果を出しました。2023年は冬のユニバーシアード(米国レークプラシッド)の500mで金メダル、世界距離別選手権(オランダ・ヘーレンフェイン)の500mで銅メダルを取りました。
2023-24シーズンには、W杯の男子500mで種目別の総合優勝を果たしました。シーズンを通して483点を集め、カナダのローラン・デュブルイユ(466点)を17点上回りました。3位には日本の村上右磨が入りました。2024年の四大陸選手権では500mで銀メダルでした。
一方、2024-25シーズンはW杯で一度も表彰台に立てませんでした。2025年のアジア冬季大会(中国・ハルビン)では、500mで銀、チームスプリントで銅を取っています。
五輪シーズンの2025-26シーズンは、11月にソルトレークシティーで500mと1000mの自己ベストを出しました。12月7日、オランダ・ヘーレンフェインのW杯第3戦の500mで3位に入り、2季ぶりにW杯の表彰台に立ちました。12月26日の全日本選手権(長野市エムウェーブ)では、500mを34秒36の国内最高記録で制し、初めて優勝しました。この結果で、2大会続けての五輪代表を確実にしました。
主な成績
| 年 | 大会 | 種目 | 成績 |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 世界ジュニア選手権 | 500m | 3位 |
| 2022年 | 北京五輪 | 500m | 銅メダル(34秒49) |
| 2022年 | 北京五輪 | 1000m | 16位 |
| 2023年 | 冬のユニバーシアード(レークプラシッド) | 500m | 金メダル |
| 2023年 | 世界距離別選手権(ヘーレンフェイン) | 500m | 銅メダル |
| 2023-24 | W杯 | 男子500m 種目別総合 | 1位(483点) |
| 2024年 | 四大陸選手権(ソルトレークシティー) | 500m | 銀メダル |
| 2025年 | アジア冬季大会(ハルビン) | 500m / チームスプリント | 銀 / 銅 |
| 2025年 | 全日本選手権 | 500m | 優勝(34秒36) |
| 2026年 | ミラノ・コルティナ五輪 | 500m | 10位(34秒62) |
2026年ミラノ・コルティナ五輪
2月6日の開会式では、ミラノのサンシーロで日本選手団の旗手を務めました。旗手はスノーボードの冨田せなとの2人でした。冬の競技の魅力を次の世代に伝えたい、という思いで大役にのぞんだと伝えられています。
本番の男子500mは2月14日に行われました。森重は34秒62で10位となり、2大会続けてのメダルはなりませんでした。日本勢では新濱立也の6位(34秒46)が最高でした。優勝は米国のジョーダン・ストルツで、33秒77の五輪新記録でした。
2026-27シーズンの予定と見どころ
今季は、2030年のフランス・アルプス五輪に向けた4年間の最初のシーズンです。日本スケート連盟が4月に発表した今季の強化選手にも名前が入りました。
W杯の代表は、国内の大会の成績で決まります。前半の4戦は、10月23〜25日に長野市のエムウェーブで開かれる全日本距離別選手権の結果で選ばれます。まずはこの大会が最初の関門です。
| 日程(現地) | 大会 | 場所 |
|---|---|---|
| 10月23〜25日 | 全日本距離別選手権(W杯前半の選考) | エムウェーブ(長野市) |
| 11月13〜15日 | W杯 第1戦 | 北京(中国) |
| 11月20〜22日 | W杯 第2戦 | 帯広(北海道) |
| 12月4〜6日 | W杯 第3戦 | ヘーレンフェイン(オランダ) |
| 12月11〜13日 | W杯 第4戦 | スタバンゲル(ノルウェー) |
| 12月28〜30日 | 全日本選手権(後半と世界距離別の選考) | YSアリーナ八戸(青森県) |
| 1月29〜31日 | W杯 第5戦 | ソルトレークシティー(米国) |
| 2月5〜7日 | W杯 第6戦 | カルガリー(カナダ) |
| 2月25〜28日 | 世界距離別選手権 | 北京(中国) |
500mは、第1戦の北京、第2戦の帯広、第4戦のスタバンゲルで、1つの大会の中で2本ずつ行われます。短距離の選手には得点を重ねる好機です。
第2戦の帯広は、地元・北海道で開かれるW杯です。シーズンの最後の世界距離別選手権は北京で開かれます。北京は2022年に五輪の銅メダルを取った町です。2023-24シーズン以来となる500mの種目別上位と、世界大会のメダルをもう一度ねらいます。
強さ・特徴
- 500mの専門家:五輪の銅メダル、世界距離別選手権の銅メダル、W杯の種目別総合優勝と、おもな実績はすべて500mです。
- 大一番での勝負強さ:初めての五輪で銅メダルを取り、五輪代表がかかった2025年の全日本選手権では国内最高記録で初優勝しました。
- 不振からの立て直し:表彰台のなかった2024-25シーズンのあと、次のシーズンに自己ベストを更新し、W杯の表彰台に戻りました。
よくある質問
森重航が五輪で取ったメダルは?
2022年北京五輪の男子500mの銅メダルです。記録は34秒49でした。
500mの自己ベストは?
33秒94です。2025年11月15日、米国ソルトレークシティーで出しました。
今季、日本でW杯を見られますか?
第2戦が11月20〜22日に北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで開かれます。出場するには、10月の全日本距離別選手権で代表に選ばれる必要があります。
ほかの日本の選手
相原史郎・堀島行真・伊藤有希・葛西優奈・小林陵侑・丸山希・三木つばき・宮田将吾・村岡桃佳・村瀬心椛・中村直幹・二階堂蓮・小栗大地・新濱立也・高梨沙羅・戸塚優斗・山本涼太・吉田雪乃・フォルティウス・ロコ・ソラーレ・SC軽井沢クラブ
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出典
- 森重航(ウィキペディア)
- Wataru Morishige(ウィキペディア英語版・自己ベスト)
- 2023–24 ISU Speed Skating World Cup(ウィキペディア英語版)
- 北海道新聞 森重「ようやく」の表彰台 スピードW杯(2025年12月8日)
- 秋田魁新報(共同) 森重、新濱が五輪代表確実 スピード全日本、男子500m
- 秋田魁新報(共同) 2人の旗手、笑顔で大役担う 森重航と冨田せな
- 北海道新聞 男子500mで新濱6位、森重は10位 ミラノ五輪スピードスケート
- 令和8年度 スピードスケート強化選手(日本スケート連盟・2026年4月22日)
- 2026/27 スピードスケート国際競技会派遣選手選考基準(日本スケート連盟)
- ISU Speed Skating World Cup #2 Obihiro(ISU)
競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。