ミラノ・コルティナ五輪 日本のメダル一覧 最多24個(金メダル5)の選手・種目・記録

ミラノ・コルティナ五輪 日本のメダル一覧 最多24個(金メダル5)の選手・種目・記録
MILANO CORTINA 2026

ミラノ・コルティナ五輪 日本のメダル24個 全一覧

2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪で、日本は金5・銀7・銅12の合計24個のメダルを獲得し、冬季五輪の最多記録を更新しました。スノーボードが9個、フィギュアスケートが6個です。全24個の日付・種目・選手・記録を表にまとめ、あと一歩だった選手と、3月のパラリンピックの日本のメダル(銀3・銅1)も紹介します。

日本のメダルは24個 冬季五輪の最多記録

2026年2月6日から22日まで(現地時間)開かれたミラノ・コルティナ冬季五輪で、日本は金5・銀7・銅12の合計24個のメダルを獲得しました。それまでの日本の冬季五輪の最多は、2022年北京大会の18個です。今大会は2月17日のスピードスケート女子団体パシュートの銅が19個目となって北京大会を上回り、最後は24個まで伸ばしました。金メダルの5個は、1998年長野大会の5個に並ぶ冬季五輪での最多です。

競技別では、スノーボードが金4個を含む9個、フィギュアスケートが6個で、この2競技だけで15個になります。スキージャンプが4個、スピードスケートが3個、フリースタイルスキーが2個と続き、5つの競技でメダルを取りました。

日本のメダル24個 一覧表

日付はすべて現地(イタリア)の日付です。日本時間では翌日の未明から朝になった種目が多くあります。団体の種目は、メダルを受け取った選手を全員書いています。

No. 日付(現地) 競技 種目 色 選手 記録
1 2月7日 スノーボード 男子ビッグエア 金 木村葵来 179.50点
2 2月7日 スノーボード 男子ビッグエア 銀 木俣椋真 171.50点
3 2月7日 スキージャンプ 女子個人ノーマルヒル 銅 丸山希 261.8点
4 2月8日 フィギュアスケート 団体 銀 鍵山優真、佐藤駿、坂本花織、三浦璃来、木原龍一、吉田唄菜、森田真沙也 68点(1位の米国と1点差)
5 2月9日 スノーボード 女子ビッグエア 金 村瀬心椛 179.00点
6 2月9日 スピードスケート 女子1000m 銅 髙木美帆 1分13秒95
7 2月9日 スキージャンプ 男子個人ノーマルヒル 銅 二階堂蓮 266.0点(3位タイ)
8 2月10日 スキージャンプ 混合団体 銅 丸山希、小林陵侑、高梨沙羅、二階堂蓮 1034.0点
9 2月12日 フリースタイルスキー 男子モーグル 銅 堀島行真 83.44点
10 2月12日 スノーボード 女子ハーフパイプ 銅 小野光希 85.00点
11 2月13日 スノーボード 男子ハーフパイプ 金 戸塚優斗 95.00点
12 2月13日 スノーボード 男子ハーフパイプ 銅 山田琉聖 92.00点
13 2月13日 フィギュアスケート 男子シングル 銀 鍵山優真 280.06点
14 2月13日 フィギュアスケート 男子シングル 銅 佐藤駿 274.90点
15 2月14日 スキージャンプ 男子個人ラージヒル 銀 二階堂蓮 295.0点
16 2月15日 フリースタイルスキー 男子デュアルモーグル 銀 堀島行真 決勝でキングズベリー(カナダ)に敗れて2位
17 2月15日 スピードスケート 女子500m 銅 髙木美帆 37秒27
18 2月16日 フィギュアスケート ペア 金 三浦璃来、木原龍一 231.24点
19 2月17日 スピードスケート 女子団体パシュート 銅 髙木美帆、佐藤綾乃、堀川桃香、野明花菜 2分58秒50(3位決定戦)
20 2月18日 スノーボード 女子スロープスタイル 金 深田茉莉 87.83点
21 2月18日 スノーボード 女子スロープスタイル 銅 村瀬心椛 85.80点
22 2月18日 スノーボード 男子スロープスタイル 銀 長谷川帝勝 82.13点
23 2月19日 フィギュアスケート 女子シングル 銀 坂本花織 224.90点
24 2月19日 フィギュアスケート 女子シングル 銅 中井亜美 219.16点

競技別のメダル数

競技 金 銀 銅 合計
スノーボード 4 2 3 9
フィギュアスケート 1 3 2 6
スキージャンプ 0 1 3 4
スピードスケート 0 0 3 3
フリースタイルスキー 0 1 1 2
合計 5 7 12 24

スノーボードはビッグエア・ハーフパイプ・スロープスタイルの3つの種目すべてで、男女どちらかが表彰台に上りました。フィギュアスケートは男子シングル・女子シングル・ペア・団体の4種目でメダルを取り、アイスダンス以外の全種目で表彰台に立っています。

金メダル5個の中身

木村葵来 スノーボード男子ビッグエア(2月7日)

今大会の日本選手団で最初の金メダルです。木村葵来は上位2本の合計179.50点で優勝し、2025年の世界選手権を制した木俣椋真が171.50点で銀メダルでした。この種目で日本勢が表彰台に上がったのは初めてで、いきなり金と銀を独占しました。3位は前回の金メダリストのスー・イーミン(中国)です。

村瀬心椛 スノーボード女子ビッグエア(2月9日)

村瀬心椛は合計179.00点で金メダルを獲得しました。スノーボードの女子種目で日本選手が優勝したのは初めてです。前回の北京大会は同じ種目で銅メダルでした。2位はゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド)の172.25点です。村瀬心椛は2月18日のスロープスタイルでも銅メダルを取り、北京からの通算で3個目の五輪メダルになりました。

戸塚優斗 スノーボード男子ハーフパイプ(2月13日)

戸塚優斗は2本目に95.00点を出して首位に立ち、そのまま金メダルを獲得しました。男子ハーフパイプでの日本勢の金は、前回大会の平野歩夢に続いて2大会連続です。2位はスコッティ・ジェームズ(オーストラリア)の93.50点、3位は山田琉聖の92.00点でした。4位の平野流佳は91.00点で、上位4人が4点の中にひしめく決勝でした。

三浦璃来・木原龍一 フィギュアスケートペア(2月16日)

「りくりゅう」の愛称で知られる三浦璃来・木原龍一は、ショートプログラムでミスが出て73.11点の5位と出遅れました。フリーでは158.13点を出してこの種目の首位となり、合計231.24点で逆転優勝しました。フリーの158.13点は世界歴代最高の得点です。日本のペアが五輪で金メダルを取ったのは初めてです。2位はジョージアの組で221.75点、3位はドイツの組で219.09点でした。

深田茉莉 スノーボード女子スロープスタイル(2月18日)

大雪で1日遅れて行われた決勝で、19歳の深田茉莉が87.83点で金メダルを獲得しました。2位のゾイ・サドフスキシノット(ニュージーランド)とは0.35点差です。報道では、冬季五輪で金メダルを取った日本女子の最年少とされています。同じ決勝で村瀬心椛が85.80点の銅メダルを取り、日本勢が2人表彰台に立ちました。

銀メダル7個

  • 木俣椋真(スノーボード男子ビッグエア): 171.50点。木村葵来とともに日本勢の金銀を飾りました。
  • フィギュアスケート団体: 鍵山優真・佐藤駿・坂本花織・三浦璃来・木原龍一・吉田唄菜・森田真沙也で戦い、68点で銀メダルでした。1位の米国は69点で、差は1点です。前半のショートプログラムでは鍵山優真・坂本花織・三浦璃来と木原龍一の組がそろって1位になり、米国と同じ点で最後の男子フリーを迎えました。男子フリーの佐藤駿は2位で、1位のイリア・マリニンに届かず、米国が逃げ切りました。
  • 鍵山優真(フィギュア男子シングル): 280.06点。北京大会に続く2大会連続の銀メダルです。優勝はミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)の291.58点で、優勝候補のイリア・マリニン(米国)はフリーのミスが続いて8位でした。
  • 二階堂蓮(スキージャンプ男子個人ラージヒル): 140メートルと136.5メートルで295.0点。ノーマルヒルと混合団体の銅に続く3個目のメダルで、五輪のジャンプでメダル3個は日本人の最多に並びました。優勝はドメン・プレブツ(スロベニア)の301.8点です。
  • 堀島行真(フリースタイル男子デュアルモーグル): 今大会で初めて行われた種目です。準決勝で勝ち、決勝でミカエル・キングズベリー(カナダ)に敗れて銀メダルでした。
  • 長谷川帝勝(スノーボード男子スロープスタイル): 82.13点。優勝したスー・イーミン(中国)の82.41点まで0.28点でした。男子スロープスタイルで日本勢が表彰台に上ったのは初めてです。
  • 坂本花織(フィギュア女子シングル): 224.90点で、ショートプログラム・フリーともに2位でした。優勝したアリサ・リュウ(米国)の226.79点とは1.89点差です。北京大会の銅に続く表彰台で、五輪のメダルは団体を含めて通算4個になりました。

銅メダル12個

  • 丸山希(スキージャンプ女子個人ノーマルヒル): 初出場で97メートルと100メートル、261.8点。今大会の日本勢のメダル第1号です。この種目の日本勢の表彰台は、2018年平昌大会の高梨沙羅以来2人目です。
  • 髙木美帆(スピードスケート女子1000m): 1分13秒95。優勝はユタ・レールダム(オランダ)の1分12秒31で、五輪の新記録でした。
  • 二階堂蓮(スキージャンプ男子個人ノーマルヒル): 101メートルと106.5メートルで266.0点。スイスの選手と同じ点で、2人で3位を分け合いました。
  • スキージャンプ混合団体: 丸山希・小林陵侑・高梨沙羅・二階堂蓮で1034.0点。初めて行われた前回の北京大会は、高梨沙羅のスーツの規定違反による失格もあって4位でした。今回は4位のドイツと1.2点差で、日本はこの種目で初めて表彰台に上りました。
  • 堀島行真(フリースタイル男子モーグル): 83.44点。北京大会に続く2大会連続の銅です。1位と2位は同じ83.71点で、堀島行真との差は0.27点でした。
  • 小野光希(スノーボード女子ハーフパイプ): 85.00点。前回の北京大会は9位でした。この種目の日本勢の銅は2大会連続です。
  • 山田琉聖(スノーボード男子ハーフパイプ): 92.00点。札幌市出身で初出場の選手です。
  • 佐藤駿(フィギュア男子シングル): 274.90点。初出場で、ショートプログラム9位からフリー3位の186.20点で巻き返しました。
  • 髙木美帆(スピードスケート女子500m): 37秒27。優勝はフェムケ・コク(オランダ)の36秒49で、五輪の新記録でした。
  • スピードスケート女子団体パシュート: 準決勝でオランダに敗れ、3位決定戦で米国に2分58秒50で勝ちました。準々決勝・準決勝は髙木美帆・佐藤綾乃・堀川桃香、3位決定戦は堀川桃香に代わって初出場の野明花菜が滑りました。この種目の日本の表彰台は3大会連続です。このメダルで髙木美帆は今大会3個目、五輪通算10個目となり、夏の大会を含めて日本女子の最多を更新しました。
  • 村瀬心椛(スノーボード女子スロープスタイル): 85.80点。ビッグエアの金に続く今大会2個目のメダルです。
  • 中井亜美(フィギュア女子シングル): 17歳で、ショートプログラムは78.71点の1位でした。フリーは9位でしたが、合計219.16点で銅メダルを守りました。坂本花織とそろって表彰台に立ちました。

メダルを複数取った日本選手

  • 髙木美帆: 銅3個(1000m・500m・団体パシュート)
  • 二階堂蓮: 銀1個・銅2個(ラージヒル・ノーマルヒル・混合団体)
  • 村瀬心椛: 金1個・銅1個(ビッグエア・スロープスタイル)
  • 三浦璃来・木原龍一: 金1個・銀1個(ペア・団体)
  • 鍵山優真・佐藤駿・坂本花織: 個人と団体で各2個
  • 堀島行真: 銀1個・銅1個(デュアルモーグル・モーグル)
  • 丸山希: 銅2個(ノーマルヒル・混合団体)

あと一歩だった日本選手

メダルには届かなかったものの、表彰台のすぐそばまで迫った日本選手も多くいました。主な選手をまとめます。

順位 選手 種目 メモ
4位 千葉百音 フィギュア女子シングル 自己ベストの217.88点。3位の中井亜美とは1.28点差
4位 冨髙日向子 女子モーグル 78.00点で3位と同点。ターン点の差(0.2点)で4位
4位 平野流佳 スノーボード男子ハーフパイプ 91.00点。銅の山田琉聖と1点差
4位 清水さら スノーボード女子ハーフパイプ 84.00点。銅の小野光希と1点差
4位 島川拓也 男子デュアルモーグル 初出場。3位決定戦で敗れる
4位 古野慧 男子スキークロス 日本勢で初めて決勝に進み、メダルまで0秒08
5位 工藤璃星 スノーボード女子ハーフパイプ 初出場の16歳。81.75点
6位 小林陵侑 ジャンプ男子個人ラージヒル 284.5点。2回目は全体で2番目の得点の飛躍
7位 平野歩夢 スノーボード男子ハーフパイプ 前回の金メダリスト。86.50点

女子モーグルの冨髙日向子は、3位の選手と同じ78.00点でした。同点のときはターン点で順位を決めるため、0.2点の差で4位になりました。女子フィギュアでは坂本花織・中井亜美・千葉百音の3人が2位から4位に並びました。

ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックの日本のメダル

五輪のあと、2026年3月6日から15日まで(現地時間)ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックが開かれました。日本のメダルは銀3・銅1の合計4個で、金メダルはありませんでした。前回の北京大会は金4個を含む7個でした。金メダルがなかったのは2002年ソルトレークシティー大会以来24年ぶりです。日本は6つの競技すべてに44人の選手を送りました。

日付(現地) 競技 種目 色 選手 記録など
3月9日 アルペンスキー 女子スーパー大回転(座位) 銀 村岡桃佳 —
3月12日 アルペンスキー 女子大回転(座位) 銀 村岡桃佳 合計2分31秒92(1回目1分15秒66・2回目1分16秒26)
3月13日 スノーボード 男子バンクドスラローム(大腿障害) 銀 小栗大地 優勝した選手と0秒08差
3月15日 アルペンスキー 男子回転(座位) 銅 鈴木猛史 1回目47秒65(3位)、2回目43秒65(全体1位)

村岡桃佳 アルペンスキー女子 銀2個

村岡桃佳は女子スーパー大回転(座位)で2位になり、日本勢の今大会のメダル第1号になりました。続く女子大回転(座位)も2位で、1回目2位の位置を守って合計2分31秒92でした。大回転は平昌大会・北京大会と2連覇していた種目で、3大会続けてのメダルです。前の年の11月に左の鎖骨を折るけがをしたなかでの出場でした。冬季パラリンピックの個人のメダルは通算11個になり、大日方邦子の10個を上回って日本選手の最多になりました。出場した4種目はすべて8位以内でした。

小栗大地 スノーボード男子バンクドスラローム 銀

45歳の小栗大地は、3回目のパラリンピックで初めてのメダルを取りました。優勝した米国の選手とは0秒08差です。日本勢の冬季パラリンピックのメダルは、このメダルで通算100個目になりました。同じ種目で前年の世界選手権を制した小須田潤太は5位でした。

鈴木猛史 アルペンスキー男子回転 銅

大会最終日の男子回転(座位)で、鈴木猛史が銅メダルを取りました。1回目は47秒65で3位、2回目は全体で一番速い43秒65を出して3位に入りました。2014年ソチ大会以来のパラリンピックのメダルです。鈴木猛史は男子大回転(座位)でも4位でした。

パラリンピックで4位に入った日本選手は、ほかにスノーボード男子スノーボードクロスの小須田潤太がいます。開会式と閉会式の旗手は、小須田潤太と車いすカーリングの小川亜希が務めました。

よくある質問

ミラノ・コルティナ五輪で日本のメダルは何個ですか

金5・銀7・銅12の合計24個です。日本の冬季五輪の最多で、それまでの最多は2022年北京大会の18個でした。

いちばん多くメダルを取った競技はどれですか

スノーボードの9個(金4・銀2・銅3)です。次がフィギュアスケートの6個(金1・銀3・銅2)です。

日本の金メダリストは誰ですか

木村葵来(スノーボード男子ビッグエア)、村瀬心椛(スノーボード女子ビッグエア)、戸塚優斗(スノーボード男子ハーフパイプ)、三浦璃来・木原龍一(フィギュアスケートペア)、深田茉莉(スノーボード女子スロープスタイル)の5種目です。

パラリンピックの日本のメダルは何個ですか

銀3・銅1の合計4個です。村岡桃佳が銀2個、小栗大地が銀1個、鈴木猛史が銅1個を取りました。

次の冬季五輪はいつですか

2030年に、フランスのアルプス地方で開かれます。

出典

競技の情報の確認日:2026-10-16・大会の情報の確認日:2026-10-17。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に公式の案内をご確認ください。

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